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徳川最後の将軍 慶喜の本心
著者 植松三十里
御三家水戸藩に生まれた徳川慶喜は、美男子で文武に秀でていた。一橋家養子となると、名君の資質を見込まれ次期将軍に推される。だが、出世欲がなく、黒船来航からの国難に対処して欲...
徳川最後の将軍 慶喜の本心
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慶喜の本心 徳川最後の将軍 (集英社文庫 歴史時代)
商品説明
御三家水戸藩に生まれた徳川慶喜は、美男子で文武に秀でていた。一橋家養子となると、名君の資質を見込まれ次期将軍に推される。だが、出世欲がなく、黒船来航からの国難に対処して欲しいとの要望を初めは拒む。開国を迫る世界情勢を鑑み、諸外国から日本を護りたいとは思うが……。最後に将軍となり、最悪の評価を覚悟して最良を模索し続けた慶喜。溺れる国の未来を拓いた男の真意とは! 歴史小説。
目次
- 一章 山城育ち/二章 蚊帳の外/三章 暗き座敷/四章 火消し組/五章 火中の栗/六章 騒擾の都へ/七章 事変たびたび/八章 天保山沖/九章 二条城と大坂城/十章 漆黒の海/十一章 江戸開城/十二章 シャンデリア
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紙の本
名君か、暗君か
2022/01/10 20:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
宮尾登美子「天璋院篤姫」での徳川慶喜の描かれ方の印象が強く、どうしても好きになれないのですが、イメージが覆るかどうかと思い読んでみました。たしかに、生き残る方が辛かったのかもしれませんが、謹慎とはいっても側室を二人もおいて大勢の子を産ませたり、趣味に生きたりと悠々自適で、幕府の為に命を懸けた人たちは浮かばれないような気もしました。愛人の一人お芳ばかりが出てきましたが、他の側室についてももっと知りたかったです。
紙の本
慶喜の本心・・・
2021/08/10 14:35
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
水戸家・慶喜は少年時代に一橋家の養子になった。彼は徳川幕府14代将軍に推されるまでの才能を開花させていた。しかし、将軍の跡目争いに敗れ14代将軍・家茂の後見人となっていた。家茂が亡くなり15代将軍を継いだ慶喜は幕府と公家での争いに加え、薩長といった外様大名との主導権争いにも巻き込まれる。尊王攘夷が叫ばれる動乱の時期に慶喜は・・・。
今までは慶喜に対してはいいイメージがなかった。この作品を読んでもいいイメージが湧かなかった。ちょっと慶喜を美化しすぎているのでは、と感じてしまった。