紙の本
派遣社員あすみの崖っぷちライフ
2021/09/30 22:55
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
派遣社員あすみの崖っぷちライフの物語。前巻では、金銭感覚など危うさしか感じなかった彼女だが、だいぶ逞しくなった模様。派遣先にも恵まれ、そこで出会ったイケメン彼氏とも順調と思ったところ、某感染症の余波で再び崖っぷちライフヘ。ここからがなかなかの頑張りを見せるのと、友人からの適切な支援・アドバイスもあり這い上がる過程は読み応えあり。本当に友人に恵まれる一方で、男運は無いのだろう?まあ正しい判断だと思う。あと友人ミルキーの物語には、ただただ幸せになって欲しいとしか言うことが無い。続巻もありそうで早期刊行期待。
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世相を反映
2024/04/05 19:50
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投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
冒頭の新型コロナウイルス感染症に振り回されるところやら(作中では「悪性のインフルエンザ」となっているが)、ウーバーイーツ(これも作中では「ムーバーフード」)やら、世相を反映しているなぁと思いながら読んでいた。
最後喧嘩別れした豊加からメールが来て、あすみ自身の次の派遣先も決まったので、
次巻が気になるところ。
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派遣社員あすみの家計簿
2023/02/25 14:49
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投稿者:なみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
派遣社員のあすみちゃん、節約に励んでいても高額な物を買うチグハグさは、ちょっと理解出来なかった。
まるで、リーマンショックとコロナの初期の頃のような設定だった。特に、コロナの初期の、正体が分からず不穏な空気が増すばかりの、嫌な感じ。
弱い立場の、非正規社員にしわ寄せがいく現実が、はっきり描かれていた。
ラストでは不穏な世の中も終わりそうで、何より。
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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
現代の世相を、しっかりと反映させたものになっていますが、どこで聞いた定番話を繋げただけの作り話に感じました。
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大手企業を辞めて派遣社員になったあすみ。前巻より逞しくなりましたね。
彼氏の豊加が今回は引っ掛かりました。無職の癖に無駄にプライドが高く、あすみの仕事には理解が無い。自分が養うのが当然だと思ってる節あるのに、あすみの部屋に転がり込もうとしてるし…ラスト仕事決まったみたいですが、あすみとは合わない気がしてきました。
自分では平凡なOLだと思っていたあすみだったけど、実際かなり仕事出来ますね。ラストの決まった会社で長く働けたら良いですね。
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まさかの2作目。
前作でも結構な辛口の感想を書いたけど、やはりあすみのその後が気になり、本屋で見つけ、即買い。
前作で大手の商社の派遣社員になったあすみ。
新しい彼氏とも結婚間近かと思われたが、アメリカの金融ショックと新型インフルエンザが世間を襲い、正社員になる予定だった彼氏は無職に、あすみも残業が禁止され、時短を命じられ、最後には同じ派遣社員と時給に100円も差があり、なおかつ不況で30円時給が下がることから、契約更新を止めて、ウーバーイーツもどきを始める。
どんな仕事でも、ガッツで乗り切るあすみは元気も貰えるが、お金が入ってくることを当てにして、15万の洗濯機を欲しがったり、頑張って稼いでも80,000円にしかならない配達の仕事に170,000円のバイクを買ってしまったり、相変わらず計画性のないお金の使い方にイラっとする。
そして、今回は何よりリーマンショックと新型コロナの影響を受けて、世の中が不況に陥ると言うバックグラウンドを設けておきながら、その設定が中途半端なのが、一番納得いかなかった。
リーマンショックの時も、昨年の今頃も派遣の仕事は一切無くなった。どんなに資格を持っていても、企業が社員を守ることさえ出来ずに、派遣を雇う余裕がなくなり、多くの派遣社員が職を失い、見つからない状況が続いた。
どこまでリアリティを描きたかったか分からないが、配達員の仕事もその煽りを受け、多くの人が登録したことで思うように稼げなかったことも話題になったはず。
それなのに、何のスキルも持たないあすみが次から次へと仕事が決まり、上手く行く様は現実的ではないと思う。
不況を題材に扱うのであれば、もっと現実的に本当の派遣社員として働く人の声を反映させて欲しかった。
あすみのガッツだけは見習たいと思うけど、何故、身分相応の思考が出来ないのかが謎。
ただミルキーが幸せになれたのは、よかった。
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今回はコロナウイルスの情勢も踏まえた
非正規雇用のあすみの奮闘記。
なかなか明けないコロナ禍でこういったことが
多々あったんだろうと
日本の未来に不安になるけど、
あすみは前向きで
さくさく読めました。
続編期待!
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妄想族のひとりごと。
同僚と100円の差がある事実が分かるなんて最悪、時給30円の減給もキツイね。だから、興味はあっても知りたくはないんだよね。特に同等の仕事をしている人と自分より劣っていると思える人のは。『バランスがあるから』とか言われて、『個人の能力・実績を適切に評価してよ。』って、今年の自分の発言です。
ミルキー、結婚できたんだ。バスタ新宿・名古屋行きバスで別れでついつい涙してしまったけど、手紙とクッキーのくだりでほっこりできました。しばらくは登場ないんじゃないかな?と思ったんだけどなぁ。
豊加とはきっと別れるんだろうな?ビバヒル的な展開を期待するなら、豊加と仁子が付き合うってのもアリだよね。
ムバフ芸人さんとは、もっと絡んで欲しかったな。今後も不定期に接触してくる可能性は大。
サニークレイル・池端さんと付き合うんだろう、きっと。仕事でそれなりに信頼されるようになって、最後は社内トラブルで分かり合えなくなり…。
前山食品の登場にも期待しちゃいました。えー、ここに就職決定!?って。声だけで、『あなたは…』『あの時の…』『教えてもらった通りやったら好評で…』深読みし過ぎでしたね。
まだまだ波乱万丈のあすみは続き、その度に救世主が入れ替わり登場するんだろう。まずは、ムバフ芸人・宇佐美。元祖ムバフ芸人の参戦もありか?
そして、いきなりのミルキー。もしかしてたらケンちゃんと名古屋在住で、なぜか名古屋の実家と関係が出来ていて(妹ってのも考えられるか)。
まさかの理空也はいつ出てきても不思議ではないくらいなんだけど、引っ張れるだけ引っ張るか?。
偶然の展開で里佳が解決の糸口になんてのもいいな。
でも、手始めは池端さんですね。ベタは取引先と問題が発生。あすみ尽力で解決。もしくは池端と二人で奮闘して。豊加とのゴタゴタも重なちゃうんだよ何故か?
いきなりの【天天コーポレーション・森若さん】コラボも期待しちゃっています。
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本屋さんで見つけて即買い!!!
2作目が出ると思ってなかったから嬉しかった☺︎
色んな仕事を経験できるっていいなって思った!
お金の使い方も変わってきてて、すごく面白かった☆
3作目が出たらいいな〜♡
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自分と同じような境遇の人の話は、ついつい手に取ってしまいますね。シリーズの二作目ですが、あすみがどんどんと逞しくなっていく気がします。
コロナ禍とストーリーを被さることで、失業の危機であったり、ウーバーイーツがストーリーの中に入ってきたり。
リーマン・ショックのような事が起きたりと、なかなかハードな世界観ですね。
派遣の3年ルールの話も出てきたりと派遣のルールを知るにも役にたつかなと思います。
恋愛は豊加のプライドの高さが違和感の様に感じましたが、恋愛もまた人を成長させるものかなと思いますので、さらに成長したあすみに出会いたいと感じました。
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前作でもそうでしたが、基本的に主人公のあすみの金銭感覚というかお金に対して無計画すぎるスタンスが自分と正反対で、読んでいて「そんなところで散財したら、後々困るよ!」と言いたくなるシーンが多々ありました。15万円もする洗濯機ってどうなんだろう、とか。。。
本作でもウーバーイーツもどきのムーバーフードで働くための初期投資がちょっとすぎるなという印象で、全体的な収支がプラスなのかマイナスなのかよくわかりません。結果的に遠回りをしているような気もするのですが。また、給与面を踏まえた派遣と正社員の比較もちょっと乱暴、正社員であればボーナスが出ますので月給額だけで比較していては正しい姿がみえてこないはず。長い目でみれば昇給もありますしね。。。
とか何とか言いつつも読んでしまうのは、「これは経費で~」の著者、青木祐子作品ということが大きいかな。
そして本作は、世界的な金融機関の倒産と新型インフルの猛威で非正規社員にしわ寄せがいく様も描かれていて世相を感じさせます。新型コロナともオーバーラップしますね(コロナそのものという設定でもよかった気もします)。ただ、その”しわ寄せ”がいった方の現実はもっと悲惨だったのでしょうね、そう思うとあすみの境遇が恵まれたものに見えてきます。
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前作で主人公にウンザリしたのに、手にとってしまった笑笑
相変わらず、意味分からない買い物の感覚してるけど、前作よりは成長も見られたし、あすみの優しさや良さも凄く見られて今回のが好きでした。
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前巻よりもだいぶしっかりしてた。彼氏にも流されず言いなりにならず自分を貫く姿もうつくしい。それにしてもすごい行動力だなー。見習わなきゃと思う。お金の件は他人事と思えず、私も無駄遣いしないように気をつけなければ。
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今の世の中と同じように、感染症が広がる世界の中で、主人公のあすみが仕事や生活、恋愛と向き合う姿が描かれています。今作も前作と同様に、「働くことの意味」を教えてもらいました。
失業保険で過ごす彼氏と、デリバリーのアルバイトをするあすみは、働くことの価値観でぶつかることがあります。それは、正社員か、非正規社員か。安定した職に就くか、日雇いか。どちらの意見も一理あるように感じますが、私は、あすみに共感することが多かったです。
青木先生の作品は、必ずどこかに共感するポイントがあって、今の自分自身に返ってくることがあります。今作も楽しく読ませていただきました。
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おい豊加ぁぁあ?って言いたくなりますがね。
いや。多分、まともな人なのだとは思いますが、でもちょいちょい小癪だなぁ…育ちがいいは確かに武器になるかもだけどさぁ。育ちは選べないんだよ、馬鹿野郎。