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電子書籍
ぬるくゆるやかに流れる黒い川
著者 著者:櫛木理宇
六年前、武内譲は二つの家族を惨殺し動機を明らかにしないまま拘置所で自殺した。遺族の栗山香那と進藤小雪は事件当時の武内と同じ二十歳になったときに再会する。「事件を改めて調べ...
ぬるくゆるやかに流れる黒い川
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ぬるくゆるやかに流れる黒い川 (双葉文庫)
商品説明
六年前、武内譲は二つの家族を惨殺し動機を明らかにしないまま拘置所で自殺した。遺族の栗山香那と進藤小雪は事件当時の武内と同じ二十歳になったときに再会する。「事件を改めて調べよう」と小雪は香那を誘う。なぜ私たちの家族が殺されなければならなかったのか。真相の周縁にあったのは、世代を超えて女性憎悪の感情で繋がる男の存在だった。注目の作家がおくる長篇サスペンス。
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紙の本
さすがの櫛木作品
2022/02/06 05:30
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆかの - この投稿者のレビュー一覧を見る
家族を惨殺された少女二人と、事件を仕事としてではなく余暇として調べる警察の今道さん、それぞれが得られる情報は種類が違っていてそれがぴたりとはまっていく感覚はおもしろかったです。まぁ内容的には気分悪いですが。
何より好きなのは、ある程度爽やかな終わり方になるかと思ったところで現実を突き付けられた感じの書き方と、最後の手紙。
櫛木作品のこの何ともいえない読後感は本当にたまらない。