ドラスティックオメガ【電子限定特典付き】

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投稿者：れお　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

売春バーでウリ専をする葵は、Ωでありながらαを逆食いするタチ専門。
自身のバースを嫌い、また、Ωを卑下するαも嫌いで、バース関係なく抱き散らかす日々でした。
そんなある日出勤すると、誰が誘ってもなびかないαがいると聞いてさっそくそのα南条に近づきます。
彼に会った瞬間いつもと違った感覚に襲われて戸惑う葵。さぁ、葵はどうする？

最初からけっこうふたりともバチバチ火花あげてる感じで、葵がどう落とされるのかな？とワクワクしちゃいました!
オメガバースといったら、大抵過去に何かあったりする感じですが、葵もその一人ですね。「おぉ、そっちにやられたんか?!」とBLではあまり無い組み合わせの過去話ですが、トラウマ要素としてはインパクトがあったかも。

ストーリーは基本的に葵目線ですが、途中少しだけ南条目線の部分もあったのですが、ちょっと南条という人物が最後まで掴めなかったかな？と思いました。もうちょっと南条の人物像の肉付けが欲しかったところ。

とはいえ、面白かったです!!
ちょっとした伏線……とまではいきませんが、南条との繋がりも見え隠れしててそういうのも良かったですし、葵のほだされ具合も南条の優しさも良かった！
もう少し続いて欲しいなー、この後も読みたいなーって思う

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投稿者：クロ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

オメガバース。作家さん買いです。登場人物達の気持ち等細かい部分や、エロの部分、どっちもしっかりあり、良かったです。
個人的には、店長さん気になりますし、この２人の続編も読んでみたいです。

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投稿者：やまだち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

オメガバースものの表題作と、宗教上のタブーを描いた読み切りの二作品を収録。

ネタバレがあります。

●日本文学を研究する大学教授のα攻め・南条春幸
●バーの店員でもα嫌いのタチ専Ω・国立　葵
●葵の高校時代の元親友β・倉地　衛

表向きはナイトクラブ、でも実態は非合法な売春バー「Club Bar Puddle」で働く葵は“α喰い”の異名を持つΩ。差別的な体験とトラウマから抱かれることを嫌い、Ωはもちろんαまで押し倒し抱いていました。その日も新規のαがいたので声をかけると、いつものαと雰囲気が異なり、なぜか調子を狂わされてしまい・・・

αにも勝ち気なタチΩが、「運命の番」であるαによって可愛くイカされるお話です。

葵の成長とキャラ変が作品の見どころでした。

ただはじめは南条の真意がよくわからなくて、メンヘラ系かと勘違いしそうに。小説のネタ探しと葵のカウンセリングにシフトチェンジしてからは面白かったです。

読み切り作品『Guilty Pleasure』は神父に憧れ教会に通う高校生が、タブーを目の当たりにするお話。耽美になるかと思ったら、明るいラストで拍子抜けしたようなほっとしたような。