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消費社会の神話と構造 新装版
著者 ジャン・ボードリヤール(著) , 今村仁司(訳) , 塚原史(訳)
他人との差異を示すためのファッション、インテリア、自動車からメディア、教養、娯楽、余暇、美しさ・健康への強迫観念、セックス、疲労、暴力・非暴力まで――すべては消費される「...
消費社会の神話と構造 新装版
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消費社会の神話と構造 新装版
商品説明
他人との差異を示すためのファッション、インテリア、自動車からメディア、教養、娯楽、余暇、美しさ・健康への強迫観念、セックス、疲労、暴力・非暴力まで――すべては消費される「記号」にすぎない。
1970年にいち早く「消費社会」という概念を提示し時代を拓いた名著に新たに「索引」と幻の原書初版からボードリヤール自身による写真2点を追加した決定版!
目次
- 第1部 モノの形式的儀礼(消費の奇蹟的現状;経済成長の悪循環)
- 第2部 消費の理論(消費の社会的論理;消費の理論のために;個性化、あるいは最小限界差異)
- 第3部 マス・メディア、セックス、余暇(マス・メディア文化;消費の最も美しい対象―肉体;余暇の悲劇、または時間浪費の不可能;気づかいの秘蹟;豊かな社会のアノミー)
- 結論 現代の疎外、または悪魔との契約の終わり
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紙の本
消費はすべて「記号」に過ぎない!
2018/12/04 09:39
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、1970年にいち早く「消費社会」という概念を提唱したボードリヤール氏の書に、新たな情報を追加して再刊された作品です。ボードリヤール氏は、私たちが日常消費しているファッション、インテリア、メディア、教養、娯楽、余暇、といったすべてのものは他人との差異を表す単なる「記号」に過ぎないのだと断言します。こうした彼の消費についての考えがぎっしり詰まった本書は、現代の消費社会を再考する上で非常に考えさせられる一冊です。