紙の本
一気に読んだ
2022/09/24 20:22
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投稿者:にこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
上下巻に分かれているものはほとんど読んだことがなく読了する自信がなかったが、一気に読めた。
紙の本
素敵な読後感。
2023/01/16 07:06
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投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
藤丸くんの恋は実らず。
しかし、本村を思う心の器はますます大きくなった感じ。
本村も、決して藤丸くんを嫌いではない。
いつか本村が、いつも藤丸くんが見守っていてくれたことに本心から気づく時が来るだろうと思う。
紙の本
愛、あふれる
2022/01/16 01:50
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投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
下巻は本村さんの研究中心の展開。
小説としての面白さでいえば控えめな展開だと思うけれど、
しっかりした取材をもとに書かれているのがよくわかる文章の連続で
読みごたえは抜群。
この作品に登場した人たち、みんなに愛あれ。
藤丸君には、変に普通の「お付き合い」の時期なんてすっ飛ばして、
結婚を申し込んでみることをおすすめします。
電子書籍
藤丸くんを応援したい
2023/10/06 01:32
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
本村紗英は、サボテンが大好きな後輩男子に囲まれ、植物学研究、ひたすら昼夜励んでいます。その彼女と藤丸くん、しかし、無理だなぁこの展開ではねえ。本村紗英がちょっとねえ……。
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三浦しをん先生らしい,軽妙な作品.研究室あるあるが楽しい.藤丸くんが報われることを願わずにいられない.
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上巻でほっこり終わったと思ったら、第三章の続きで引くほど泣いた。めちゃくちゃ泣いた。深夜に成人女性が布団入りながらめちゃくちゃ泣いた。
やさしい人の悲しい話は、通常よりも倍泣ける。
今までコメディ路線が多かった分それが響くというか。
藤丸がかわいいよ。好きな人の好きなものを好きになろうとする君は尊い!!!
めちゃくちゃ面白かった。最高だった。
何かに挑戦する姿勢を学べた気がするわ。
大好き!!!
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恋愛要素 : 30%
学生生活要素 : 70%
青春要素 : 100%
学生時代を思い出す、ちょっと戻りたくなるような青春小説。
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絶体絶命のピンチのとき、誰かに相談するのは本当に救いになるのだと覚えておこう。
一章で撃沈して以降も徐々にいい感じになって来た気配があったのに、これは藤丸君最後は大逆転か?と思いながら読み進んだが、彼の恋敵はメチャクチャ手強かった。
本村さんとシロイヌナズナに幸多かれと祈る。
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恋のライバルは草?発見も、片思いも、すべて研究室で起きている。殺し屋のような教授、サボテン好きの後輩男子も集う、理系研究者のヘンテコ恋愛模様。
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さすが冬休み。時間があるのでゆっくり読める。下巻も読了。
研究者を好きになった料理人が2回もフラれるのに、とっても爽やかで。超面白かった。植物に魅了され過ぎて、恋愛はできないって…もうほんっと気持ち良すぎるくらいさっぱりしてるなって。やっぱり何かにのめりこむとか、極めるって、かっこいいよねー!大学院での話だったけど、この子達がどんな大人になったのかとか、未来の話がワクワクするなと、母ちゃん目線で読んでしまった。
なんかギスギスしたかけひきとか、邪悪な話が一切ないから、私にとっては癒し、ヒーリング的な役割を果たす物語でした〜。
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何か打ち込めるモノがあるのは、
それだけでとてもステキな事だと思う。
出てくる人みんな魅力的で、話の展開も心地よくて、読むのが楽しみな本だった。
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研究って大変だってのはよくわかったけど、実験過程が長く事細かく説明されても何のことやらよくわからなかったので、そこは読んでてちょっと退屈だったのが残念。
何のためかわからないようなことを、知りたいからという欲求でここまで突き詰めてできることはすごい!
研究と比べるのはおこがましいけど、何のためになるかわからないような日々の営み、それが人生で、それでいいのだ!とも、自分に置き換えて思ったりもした。
愛の対象が何であれ、そこまで愛を持って生きられることは幸せだ。
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愛といえば、人と人、人と動物など、
意識ある者同士をイメージする。
だがそれは違うのかもしれない。
何かを知りたいと思う気持ちが愛だという。
新しい解釈を得られてまた一つ世界が広がった。
リアルな研究風景や人間関係も描かれていて、
読んでいてとても楽しいです。
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本当にめちゃくちゃ良かったです…。
タイトルとはうらはらに、色んな愛に満ちた世界で幸せな気持ちになれる。
研究の手順や、何を使ってどうするかなども細かく書かれているところが特に好み。
上巻でも書いたのですが、人と人との距離感がとってもいいです。そのリアリティーが、何かが劇的に変わるわけでもない素朴な日常をあらわしているのかなとおもうし、研究や料理の修行もまた、一日一日は地味かもしれないけれどしっかりと実になっていくのだなと感じられました。
色んな人がおもいおもいの愛をもって暮らしている、すごく素敵な本!
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いつもながら、文章が読みやすい。
一つ間違うと、科学エッセイをちょっと色付けしただけになりそうなところを、キャラで読ませる感じ。
職人さんのお仕事訪問とか、対談なども出しているだけあり、真剣に仕事に打ち込む人が好きなんだな、と思う。
健気で元気な藤丸君が可愛い。
死神や殺し屋に例えられる教授もいい。
成就しない恋心も悪くない。
植物に恋した人達の恋だって、そもそも「成就」はしない。相手は研究者に何の関心もない。
でも好きなんだよね。
世間には、男女を基本とした恋愛の話ばかり溢れてるけど、それを否定するわけではなく、単に関心のない人も一定数いることを、前向きに描いているのが、特に良かった。