読割 50
電子書籍
片眼の猿―One-eyed monkeys―(新潮文庫)
著者 道尾秀介
盗聴専門の探偵、それが俺の職業だ。目下の仕事は産業スパイを洗い出すこと。楽器メーカーからの依頼でライバル社の調査を続けるうちに、冬絵の存在を知った。同業者だった彼女をスカ...
片眼の猿―One-eyed monkeys―(新潮文庫)
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片眼の猿 (新潮文庫)
商品説明
盗聴専門の探偵、それが俺の職業だ。目下の仕事は産業スパイを洗い出すこと。楽器メーカーからの依頼でライバル社の調査を続けるうちに、冬絵の存在を知った。同業者だった彼女をスカウトし、チームプレイで核心に迫ろうとしていた矢先に殺人事件が起きる。俺たちは否応なしに、その渦中に巻き込まれていった。謎、そして……。ソウルと技巧が絶妙なハーモニーを奏でる長編ミステリ。(解説・佐々木敦)
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紙の本
見えるモノと見えないモノと
2009/07/12 07:21
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:そらねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作品もものすごくいい意味でいつも期待を裏切られる。そこ彼処におかれた伏線、どんでん返しの繰り返しこの話は自分がいかに先入観で物事をとらえているか、見せつけられた。
帯にある「道尾秀介を信じるな!・・・信じろ!」の意味さえも消えうせるほどに。
人間、だれでも多かれ少なかれ、あるいは見えたり見えなかったりするハンデ・悩み・コンプレックスを抱えながら生きている。
けれど、そのハンデが見える人と見えない人の壁はものすごくある。
バリアフリーなんてきれいごとだ。
それをこの作品では「片目の猿」の寓話にそって、あるいは主人公の三梨・恋人(?)の秋絵・冬絵の生い立ちをなぞって・・・。
しかし、それすらも最後にどんでん返しが待ち受けている。加えて、重い題材にも関わらず軽いタッチのミステリーに仕上がっている。
道尾作品はまだまだ三作目だが、ほかの作品も読み続けること間違いない。
紙の本
色々と不意を突かれました
2021/07/09 19:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:akihiro - この投稿者のレビュー一覧を見る
本筋の謎だけではなく、登場人物の人間的な一面に関する謎も楽しめる作品でした。こういう意外性を含んだ小説も面白いですね。
紙の本
驚きの種類が違う
2020/10/12 14:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:gunners - この投稿者のレビュー一覧を見る
道尾作品にあるほかの驚きとは少し違いました。あの人が犯人?とかの驚きより、ああそういう設定だったのかという印象を持ちました
紙の本
初の道尾先生
2013/01/09 16:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ばかちゃぴ - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めて道尾秀介さんの作品を読みました。
テンポよく進むストーリーであっという間に読見終わりました。
終盤になって解ける様々な謎が、すがすがしいとも言えるラストに自然な流れでつながり、読み終わって後味のいい作品でした。
ほかの作品も読んでみたくなりました。
紙の本
ミスリードされた
2022/08/28 12:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
ってことは、作者さんの思い通りにいったってことだよなあ。
でも、内容はなあ。
なんか、もういいやって感じ。