- カテゴリ:一般
- 販売開始日: 2021/11/26
- 出版社: 草思社
- ISBN:978-4-7942-2532-0
【文庫】昭和を生きた台湾青年:日本に亡命した台湾独立運動者の回想 1924-1949
著者 著者:王 育徳 , 編集:近藤 明理(王 明理)
台湾が日本統治下にあった1924年、台南の裕福な商家に生まれた著者が、少年~青年期の成長の軌跡と重ねながら、近代化途上にあった台湾社会の諸相を活写した貴重な記録文学。封建...
【文庫】昭和を生きた台湾青年:日本に亡命した台湾独立運動者の回想 1924-1949
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商品説明
台湾が日本統治下にあった1924年、台南の裕福な商家に生まれた著者が、少年~青年期の成長の軌跡と重ねながら、近代化途上にあった台湾社会の諸相を活写した貴重な記録文学。
封建制が色濃く残る生家への反発、熱誠溢れる日本人教師との交流、戦後台湾へやってきた中国国民党政府への違和感――日本統治時代と戦後の混乱期をいきいきとした筆致で回想する。
やがて青年は、軍事独裁を敷く国民党政府に兄を殺されたのち日本へ亡命し、学業を再開。台湾語研究の第一人者となり、また台湾民主化を求める「台湾独立運動の父」となった。
台湾と日本を愛し、波乱万丈の人生を駆け抜けた志士の青春録。
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数奇な運命を背負った台湾青年
2021/09/20 10:10
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投稿者:ニッキー - この投稿者のレビュー一覧を見る
台湾は、日清戦争で日本領となり、戦後中華民国となりました。本書は、日本時代に台湾で生まれた青年の数奇な人生、運命を描いた物語です。それは、日本の昭和を生きたと言っても良いでしょう。台湾の歴史を知る一つの手がかりともなるでしょう。