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うに勝負 料理人季蔵捕物控
著者 和田はつ子
日本橋は木原店の一膳飯屋塩梅屋。梅雨時のある日、主の季蔵と三吉が茗荷料理の仕込みをしていたところに、戯作者の華多屋徳次郎と名乗る男がやって来た。「あなたの料理の腕をもって...
うに勝負 料理人季蔵捕物控
うに勝負 (ハルキ文庫 時代小説文庫 料理人季蔵捕物控)
商品説明
日本橋は木原店の一膳飯屋塩梅屋。梅雨時のある日、主の季蔵と三吉が茗荷料理の仕込みをしていたところに、戯作者の華多屋徳次郎と名乗る男がやって来た。「あなたの料理の腕をもってして、生ウニ料理を流行らせてはいただけませんか?」と季蔵に深々と頭を下げた。その数日後、同心の田端と岡っ引きの松次が店にやって来て、大伝馬町の生糸長者・華多屋徳右衛門が大川の上から忽然と消えたという……。季蔵は美味しい料理で市井の人々を喜ばせる一方、町の事件の真相を追う。大ベストセラー書き下ろしシリーズ、二幕目第六弾。
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複雑な事件構成はなかなかだが、話を大きくし過ぎた結果、詰めが甘くなった感じ。
2019/01/29 09:34
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
複雑な事件構成はなかなかだが、話を大きくし過ぎた結果、詰めが甘くなった感じ。些細な事件の下手人が二転三転したり、判明した下手人が不審死したりするうちに、事件はどんどん深みに嵌っていき犯人が見えてこない以上に、事件の広がりや繋がりさえ見えてこない展開に引き込まれてしまった。しかし、話を大きくし過ぎた結果か、最後は解説風の種明かしでお仕舞。少々無理が祟ったという感じでした。魅力的な人物の新登場が無かったのも残念。