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源頼朝
著者 永原慶二
王朝の侍大将から中央権門への道を歩んだ平清盛に対して，頼朝の指向した方途は何であったか．関東武士団の棟梁として後白河法皇の政略といかに渡り合ったか．鎌倉に武家政権を樹立す...
源頼朝
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商品説明
王朝の侍大将から中央権門への道を歩んだ平清盛に対して，頼朝の指向した方途は何であったか．関東武士団の棟梁として後白河法皇の政略といかに渡り合ったか．鎌倉に武家政権を樹立する過程で，弟の範頼と義経を排したのはなぜか．時代と個人のからみ合いをダイナミックにとらえ，激動の時代を生きぬいた政治家頼朝の実像に迫る．
目次
- I はじめに
- II おいたち
- 1 出生
- 2 元服の前後
- 3 平治の乱
- III 配流の時代
- 1 蛭ガ小島
- 2 政子とのであい
- 3 北条時政
- 4 関東武士団
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紙の本
200ページ超の薄い本だが、中身はとても濃い
2022/02/11 14:31
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投稿者：まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
前からずっと気になっていた本だ。源頼朝については、武家政権を確立した人物として非常に興味があった。200ページ超の薄い本だが、中身はとても濃い。長年の関心に答えてくれるものであった。初版は１９５８年だが、古臭さは全然感じない。中世に興味がある人なら必読の書であろう。
