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電子書籍
家康の女軍師(新潮文庫)
著者 近衛龍春
家康の側室於奈津は、鎧姿で関ヶ原の戦場に立った。将軍の女影武者・軍師として戦況を見極めつつ、「お屋形様の本気を」と鼓舞。小早川秀秋へ問い鉄砲を仕掛けさせる――。この女傑、...
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家康の女軍師 (新潮文庫)
商品説明
家康の側室於奈津は、鎧姿で関ヶ原の戦場に立った。将軍の女影武者・軍師として戦況を見極めつつ、「お屋形様の本気を」と鼓舞。小早川秀秋へ問い鉄砲を仕掛けさせる――。この女傑、元は商家の女番頭。持ち前の機転で家康の心を掴み、物事に動じぬ良き相談相手となった。大坂冬夏の陣にも参陣し、真田信繁とも対峙。今は徳川家の菩提寺に眠る波瀾の生涯を描く。『将軍家康の女影武者』改題。(解説・末國善己)
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紙の本
女性としての戦乱への向かい方
2022/02/22 16:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
家康の側室として最もン学位記、家康とともに行動した経験、関ヶ原の戦い・大阪冬の陣・大阪夏の陣に家康の影武者として従軍した経験とその人徳で、世が再び乱れぬように陰ながら動いた於奈津の方を描いた物語。男性に都合よく作られた日本社会の生み出す矛盾を描いているともいえる。江戸初期まで、女性の政治や経済に果たした役割が、とても大きかったことが分かる。どこかの時代に、社会が大きく歪んでしまい、現代にそして最近に至るのだろうと思う。
電子書籍
すごい
2023/01/29 19:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
こんなコトあったら、本当にすごいと思いました。なにより、魅力的です。芯が一本通ってるし、覚悟もすごいなぁ。外伝とか、他読みたいです。ちょっと変わった戦国モノとしては秀作でした
紙の本
もっと深い書き方をしてほしかった。
2023/08/19 07:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
家康に、こういう手強い相手側室がいたことは知らなかったので、存在自体は面白く読んだ。
しかし、関ヶ原の戦い・大坂冬の陣夏の陣はあまりに有名で、変えようのない史実の箇所は、飛ばして読んだ。
於奈津が徐々に変わっていく様子をもっと詳細に描けていたら、深みが増したと思う。
於奈津に関して、いきなりそれはないだろう、と想像がつく展開になったのは惜しい。