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謀聖 尼子経久伝 青雲の章
著者 武内 涼
戦国初期に活躍した山陰の雄、尼子経久。「謀聖」と言われるほど計略に優れた人物でありながら、「天性無欲正直の人」と評された得体のしれない個性。そして、東の北条早雲とともに、...
謀聖 尼子経久伝 青雲の章
謀聖 尼子経久伝 青雲の章 (講談社文庫)
商品説明
戦国初期に活躍した山陰の雄、尼子経久。「謀聖」と言われるほど計略に優れた人物でありながら、「天性無欲正直の人」と評された得体のしれない個性。そして、東の北条早雲とともに、下剋上大名の代名詞的存在である経久が、旧秩序の破壊を志した本当の狙いとは?
一時は城を追われ、流浪の身となりながらも、山陰、山陽11ヵ国の大大名となった尼子経久の生涯を描く大河歴史小説スタート。
「妖草師」シリーズの武内涼が描く、大河歴史小説シリーズが講談社文庫書下ろしで登場!
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若き尼子経久の活躍
2022/07/15 22:41
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
室町時代後期から戦国時代に活躍した尼子経久の青洲時代から下剋上の階段を登り始めたころを描く物語。今までよく知らなかったが、まさに下剋上のハシリの人物であり、階級の上位者がしっかりとした政を行えないのならば、その意向に従わず、そして打ち滅ぼすことをいとわぬという気概は、戦国期の多くの武将に通じるところがある。それ以上に、民がひもじい想いをせず、家族が健やかに生き切ることができる社会を望む尼子経久の姿勢に、ほれぼれとする。謀を多用し大名になったとはいえ、清々しさを感じる武将だ。好きになる武将だ。次作も楽しみ。