意表をつかれました
2022/03/11 11:00
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
「初恋の人、さがします」のフレーズで依頼数を増やすミツコ調査事務所。その事務所は女性スタッフで運営されており、調査はもとよりきめ細やかなサービスが依頼者には評判であった。ある日、一人の女性が初恋の人を探す依頼をしに来るが・・・・・。
単純な短篇かと思って読んでいたが、全然想像とはちがった。最初は依頼があって完結にいたるのだが、途中から話の展開が変わった。そして想像していない出来事も発生する。主役の探偵事務所の責任者は殺人事件に巻き込まれ、逮捕され、獄中で自殺を図るのだった。ちょっとこの急展開にはついていけなかった。この作品は意表をついたミステリーだった。私向きではありませんでした。
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
イヤミスを読みたい方にはオススメしますけど……自分的には……うーんです。確かに、ストーリー展開は、意外な方に向かったり、偶然が、こんなことに……みたいな……。なんですけどね。自分は、合いませんでした。でも、イヤミス大好きな方には、絶対いいと思います
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すきだらけ、詰めが甘いミツコ調査事務所が舞台。
自分で調べないで、ネット検索で情報収集というイタさ。
人の依頼に悪意はないと思っていたりする、この仕事には向いていない残念さをもつ。
そして、ことあるごとに巻き込まれていく。
女性の嫉妬、憎悪渦巻く話面白かった。
自分が不幸なら、相手もどこか、何か不幸かもと思えたら嫉妬なんていう感情も少しは消えるのだろうにと思いながら読んだ。
しばらく会わなかった人間にどこまで何を話すだろうと考えてしまった。着飾ったり、そうじゃなくても、また、話しても話さなくても会わなかった時間が長すぎればどんなことも嫉妬の対象になるのだろうか…? 会わないに限る。
調査の対象になりたくないなと思う。
追うものと追われるものどっちが強いかわかりきっている争いに巻き込まれたくはない。
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短編が最後は1つに結びついていくのが面白かった。しっかり読まないと分からなくなってしまう。一度読み終わり、もう一度読み直して納得がいく感じ。相変わらずの女性の嫌な部分(マウント、嫉妬など)を全面に押し出してくるのが好きだった。
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何気なく始まった探偵事務所の依頼の数々
が裏ではとんでもない人間関係に
繋がっていた。
まさか探偵事務所の光子があんな事になるなんて
予想外の展開に。
嘘はどこまで嘘なのか、裏の裏まで本当の面
は何処で、誰なのか最後の最後までまた真実
を知りたくて読み直してしまう。
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設定とゴールは面白くて、ミスリードを誘うのもさすがの手腕と思ったのだが、比喩表現や描写が今作は好みではなかった。ネット用語やK-POPのことも“今時感”を出す為に無理に入れているような… それらが雑音のように感じられてしまい、他の作品よりはのめり込めなかった。けれど、真犯人が分かってから2度読みはしました。真梨幸子さんの作品のどんでん返しは好きなので。
“みんな邪魔”を読み終えてすぐに新刊情報を得た本だったので、こちらの期待値が高すぎたのかも。
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読了後、しばらく
脳が理解を拒絶するような
感覚になりました。
文字は読めるのに
話の内容は分かるのに
それを脳が理解しようとしない
ちょっと紙とペンを用意してメモさせてくれと言わんばかりのラストでした。
…流石はイヤミスの女王
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山之内光子が運営するミツコ調査事務所を舞台に、女たちの嫉妬や妬みが渦巻く奇想天外な短編が7つ.それぞれが微妙に連携して話が展開する.日高定子、根元沙織、永山乃亜、松金由佳利、等々登場人物が多彩で楽しめたが、ストーリーの展開が奇抜でついていけない部分もあった.
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女のドロドロ感情が全面に出過ぎていて、逆に動機として甘い気がしないでもない。
きっとミステリとしては、さらに100ページは解説や同期の掘り下げが必要なのではないかと思う。
ただ、説明しすぎないところや動機としての甘さが、より恐怖や得体の知れない生き物としての「女」を表現しているように思われた。
一瞬、電車に乗るのが怖いと思ったのも、女がそんな得体の知れない生き物であることを、誰もが心のどこかで感じているからなのかもしれない。
敢えてだとは思うのだが、回収されていないものが多くあるので、読者の想像を恐怖へ駆り立てていると思う。
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短編かと思いきや、、!
もう一度冷静に、人物を整理しながら読みたいというのが読了後一発目の感想です。そして、人に何かを伝える際余計なことを喋りすぎないよう生きていきたいです。このドロドロ感クセになります。
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好きな作家さん。「イヤミス」の女王。
このお話は「イヤミス」にこだわりすぎて、プロットに無理がある部分が多かったように思う。以前の小説の方が自分の好みだった。
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短編集なので、読みやすくスラッと読めた。
最後にしっかり繋がっていくところも面白かったが、話の展開コロコロ変わって引っ張って引っ張って…結局お前かい!!ってなってしまった笑
女のどす黒さだったり嫉妬深さをしっかり描いててイヤミスの真髄って感じの作品でしたが、若干話が薄かったかな…と。
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調査事務所を開設した光子。彼女の元に身元調査を依頼しにやってくる人々をめぐる物語。
登場人物に隠された殺意に気づかず全く見当違いをしていたせいで、あの惨殺事件の犯人は予想外。
まさにイヤミスの女王、真梨幸子センセイ…
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久々に真梨さんの作品をよみました!
短編集?なのかと思いきや、色んなところで繋がっていてさすがだと思いました。
ミツコが途中からいなくなって、大丈夫!?と思いましたが、うまく主役交代?してて面白かったです!
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初恋さがしという爽やかな題名の真梨さんの小説。ひん曲がっているに違いない。(私個人の意見ですが)
短編集のようでそうじゃ無い、主人公も変化。面白くてやめられない。
何時も真梨作品にはやられてしまいますね。