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感染症としての文学と哲学
著者 福嶋亮大
パンデミックに深く影響を受けたのはカミュの『ペスト』だけではない。ペスト、コレラ、結核、エイズ――紀元前の古代ギリシアの時代から現代にいたるまで、文学者や哲学者がいかに感...
感染症としての文学と哲学
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感染症としての文学と哲学 (光文社新書)
商品説明
パンデミックに深く影響を受けたのはカミュの『ペスト』だけではない。ペスト、コレラ、結核、エイズ――紀元前の古代ギリシアの時代から現代にいたるまで、文学者や哲学者がいかに感染症=病のイメージを自らの思考に取り入れてきたか。病とは人にとって何なのか。病気とともに生きてきた人間の一側面を、文芸批評家の著者が圧倒的な知識と手際で鮮やかに切り取る病の文化史。
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紙の本
ガルシア・マルケスの「コレラの時代の愛」
2022/06/01 18:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
コレラをあつかった小説として、私が真っ先に思いつくのは、ガルシア・マルケスの「コレラの時代の愛」、疫病で主人公二人が死ぬわけではないのですが、疫病により歪んだ世界が二人の間に立ちふさがる、といえます
紙の本
感染症と文学・哲学の関連性に気付く1冊です
2022/04/12 12:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
例の新型コロナ問題を踏まえ、過去に起きた感染症と文学・哲学にはこんな関連性があった、という事実を著者が丁寧に示した1冊です。
文学・哲学が感染症にこれほど深く関わっていたのか、ということに気付く、読んでいて視野が広がる1冊です。紙幅が300頁を超える厚さですが、読み終えるにはたくさんの時間はかからないと思います。