紙の本
シャルロットがカワイイ
2022/06/05 18:53
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
シャルロットは元警察犬のシェパード、この子がカワイイ。別に何をするって訳ではないのだけど、可愛いのだ。
さて、シャルロットのお散歩中に保護した迷子犬、シャルロットを連れて泊まりにいったペンション、シャルロットが協力したし躾学校などなど、シャルロット絡みで起きた小さな疑問から日常に潜むミステリーへと繋がります。
事件にもならない小さな出来事ながら、見落とすべきでない事柄が浮き彫りになる感じ。
でも、基本ハートウォーミング。そして何度も書くけどシャルロットがカワイイ。
紙の本
当たり前ではないということ
2022/11/02 01:41
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
シャルロットと池上夫妻の物語がまた読めた…!
始めの2作品は自分勝手な飼い主の話。
特に「謎のお向かいさん」
こんどは白い犬を…こんな弟の台詞がちょっと怖い。親はもっと気味が悪い。
こんな家族に馴染めないお姉ちゃんはさっさと家を出て行くのだろう。
「紛失した迷子札」「アルバイト」は犬を通して我欲を満たそうとする男性たちには呆れるしかない。
「天使で悪魔で」
夫は妻には何も相談しないで決めていい、母親は息子たちに無限に与えるべきだ、それが当然、そして家の事は全て妻・母親がやって当然…決定権はない…
ケーキのエピソードで息子たちが「自分たちがケーキをたべて当然、女は譲るべき」という思考をアカの他人である真澄に見せたのには嫌な気持ちに。
こんな身勝手な甘えに付き合い切れないのは理解できる。
だから夏都さんは家族から離れる事にした。
そんな劇薬が彼らに効くか否か。
あの家族のその後はどうなるのか、気になるところ。
シャルロットがかわいいだけに人間のどうしようもなさにげっそり。
紙の本
前作よりビター
2023/11/06 13:53
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
シャルロットも飼い主夫婦も相変わらずいい感じなんだけど、
関わる事件というか事案が前作よりビター。
「クソガキ」は許せない。
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今回もシャルロットと真澄&浩輔夫妻の関係が素敵。
何よりシャルロットが可愛くて可愛くて。
大好き。
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元警察犬のシャルロットと真澄・浩輔夫婦の少しビターで優しい短編集。
一番のお気に入りは「天使で悪魔〜」。
浩輔が預かってきたラブラドールとスタンダードプードルのミックスの仔犬。一見とても可愛い仔犬だとしても、まだまだ言う事を聞かない。正に天使で悪魔とは言い得て妙でした。
そして、その仔犬を取り返しにきた子供二人。真澄の着眼点は見事でした。
この子達の父親が悪意のない無責任な夫で。子供達も母親から貰える愛情を当たり前だと感じているのが将来恐ろしいと感じました。
でも、この旦那さんは何がダメなのか解らなさそうで、微妙な気分でした。せめて子供たちが本当の意味で理解してくれる事を願っています。
ラストの「家族」。
シャルロットは子供のいない夫婦にとって、なくてはならない存在。その限りある時間を大切にしたいなんてハッキリ口にしてくれる浩輔らしい素敵な想いでじんわりしました。
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シャルロットは七歳の雌のジャーマンシェパード。賢いけれど、普段はのんきな元警察犬。彼女と一緒にいると、いろんな事件に遭遇する。向かいの家には隠されたもう一人がいる? 偶然関わることとなったドッグスクールの不穏な噂とは? シャルロットとの日々は、いつもにぎやかで、時々不思議。謎に惑い、犬と暮らす喜びに満ちた極上のコージーミステリー!
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「シャルロットの憂鬱」に続くシリーズ第二弾!
遭遇する事件の謎をジャーマンシェパードのシャルロットの愛らしさとともに楽しめます。
あっと驚くミステリーも良いけど、「コージーミステリー」のジャンルは身近に感じられるから好き。
シャルロットが可愛い♪
謎解きもおもしろい。
そして、主人公のわたしと浩輔夫婦が素敵でした。夫婦の在り方も素敵だし、浩輔の人との向き合い方・物事に対する考え方も素敵。
これは親としても人としても見習いたい!
「大好き」を全身で表現する犬に対しての主人公の心の声に激しく同意。
ミステリーを楽しみながらシャルロットに癒され、心に響く言葉にも出会えました。
犬を通して生まれる人との触れ合いに温かい気持ちになれるし、元気になれる。
更なる続編を希望!
犬好きさん、是非読んでみて下さい♪
『家族や学校以外に、大好きなものが増えると、少しだけ生きるのが楽になるのだ』
『人生はどう転ぶかわからない。よくないことが起こったとしても、そこからいいことに繋がっていくかもしれないのだ』
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シャルロット、全編通して、子犬たちに振り回されていたという印象が。
お利口さんで、優しく、辛抱強いね。
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犬への深い愛が感じられた。
シャルロットは名探偵というより主人公の生活の一部(といっても割合が多めだが)。
言いにくいことや隠しておきたいこと、蓋をしてしまいたいことに向き合う話が多く、経験したことも少なからずあったのですごく共感した。
スッキリ解決とはならず、大事なのは向き合った後これからなのだという読後感からいやミスならぬもやミスとも言えるかも。
ハッピーエンドが好きな人はもやるかもだけど、ままならない人生でそんな中にそばにいてくれる純粋な存在に癒されるというのも良い人生と思いました。
シリーズ作品と知らずに読んだので、前のがあるのであればまた読んでみたいと思います。
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シャルロットは7歳の雌のジャーマンシェパード。
お利口だけれど、普段はのんきな元警察犬。
彼女といると、いろんな事件に遭遇して…。
犬と暮らす喜びに満ちたコージーミステリー。
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【収録作品】 シャルロットと迷子の王子/シャルロットと謎のお向かいさん/シャルロットと紛失した迷子札/シャルロットのアルバイト/天使で悪魔とシャルロット/家族
大型犬シャルロットと過ごす夫婦の日常。家族としてのペットに向ける眼差しが優しい。しかし、この連作、決して甘いコージーではない。
飼い主のエゴ、家族内の問題、犬を口実にした犯罪、精神的DV、ミスに対する間違った対処。
著者の問題意識が突きつけられ、どの話にも気持ちの悪い人間が出てくる。何より気持ち悪いのは、彼らが「普通」の顔をして社会にいること、それどころかちょっと見には「いい人」に見えるかもしれないこと。そして、おそらく問題を指摘されても、何が問題かわからないのではないかということ。
その意味で、「謎のお向かいさん」や「アルバイト」「天使で悪魔と」での解決は、安易なハッピーエンドでなくて、現実的。
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ネコを好きな人のことは嫌いじゃないけれど、イヌかネコかと問われたら「だんぜんイヌ」。
でも、それも、道端でウンチし放題の時代の話なので、今から飼うのはしんどいくて、小説を読むだけで満足しておきます。
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短編集だから読みやすい。
なんと言ってもシャルロットが可愛い。
この家族がとても素敵だということを感じてほっこりする。
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犬に限らず動物を飼うということはかなりの覚悟が必要。
ただ可愛いからというだけで流されてはいけない。
このことが十分理解できる1冊。
しかし、ジャーマンシェパードのシャルロットがキュートすぎ♪
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シャルロット・シリーズ2
子供のいない真澄夫妻とシャルロットのほのぼのプチ・ミステリー
どのお話もワンちゃん愛に溢れてる
浩輔も真澄も、こんなにシャルロットを溺愛してしまって大丈夫なの、と心配になってしまうほどです