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船玉さま 怪談を書く怪談
著者 加門七海(著者)
海が怖い。海は死に近いからーー。山では、「この先に行ったら、私は死ぬ」というような直感で足がすくんだこともある。海は、実際恐ろしい目にあったことがないのだけれど、怖い。あ...
船玉さま 怪談を書く怪談
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船玉さま 怪談を書く怪談 (角川ホラー文庫)
商品説明
海が怖い。海は死に近いからーー。山では、「この先に行ったら、私は死ぬ」というような直感で足がすくんだこともある。海は、実際恐ろしい目にあったことがないのだけれど、怖い。ある日、友人が海に纏わる怖い話を始めた。話を聞いているうちに、生臭い匂いが立ちこめ・・・・・・。(「船玉さま」より)海沿いの温泉ホテル、聖者が魔に取り込まれる様、漁師の習わしの理由、そして生霊・・・・・・視える&祓える著者でも逃げ切れなかった恐怖が満載。「”これ本当に実体験! ?”と驚くことばかり。ぞくぞくします。」 高松亮二さんも絶賛の声! (書泉グランデ)文庫化にあたり、メディアファクトリーから刊行された『怪談を書く怪談』を『船玉さま 怪談を書く怪談』に改題し、書下ろし「魄」を収録。解説:朝宮運河
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紙の本
程よい怖さ
2022/11/30 15:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たけとり - この投稿者のレビュー一覧を見る
単行本も買っていたけれど、文庫化したので購入して積んでいたのをようやく読了。面白かった。
「怪談徒然草」に比べると、こっちでは回りくどい書き方というか、エッセイではなく小説寄りの文章だと思う。文庫ではサブタイトルになっているけれど、元々のタイトルは「怪談を書く怪談」だったしねぇ。
「幽」の打ち上げ旅行の話も入っているけれど、これは「怪談実話系3」で同室だった作家三者三様のレポが掲載されているので、そっちも読むと楽しいかなぁ。「いきよう」はこの時の取材記事と廃屋の写真が「幽」に取材記事と写真があったような…?
紙の本
東雲姐さん…
2022/02/26 17:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
一番怖いのが表題作の「船玉さま」
そんなものを憑けられてしまった家族、それを感知する人、祓う人…
じわりと怖い。
惜しいのは「とある三味線弾きのこと」
古い三味線を巡るエピソード。
美しい人、美しい音、美しい空間が失われてしまったことがなんとも惜しい。