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「戦後」日本映画論 一九五〇年代を読む
社会状況が激変した敗戦・占領期から高度成長期に至る直前の1950年代――当時の日本映画に潜在する政治性とダイナミズムを、映画作品、それを支えた技術、産業、観客を読み解くこ...
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税込
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商品説明
社会状況が激変した敗戦・占領期から高度成長期に至る直前の1950年代――当時の日本映画に潜在する政治性とダイナミズムを、映画作品、それを支えた技術、産業、観客を読み解くことで明らかにする。絶え間なく生産される「戦後」イメージを問い直す論考集。
目次
- 序 論 多様な日本の「戦後」、そしてその歪み ミツヨ・ワダ・マルシアーノ
- 1 歴史の断絶と連続
- 2 “大きな物語”に取って代わるもの
- 第1部 資本主義と会社主義――サラリーマンの時代
- 第1章 (再)定義される労働力――貫戦史でのサラリーマン映画ミツヨ・ワダ・マルシアーノ
- 1 映画史における力学
- 2 「恐妻家」、その戦後的アトラクション
- 3 温情主義、十九世紀末から継続する日本企業イデオロギー
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