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夜食の文化誌
著者 著:西村大志
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夜食の文化誌
夜食の文化誌 (青弓社ライブラリー)
商品説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
ラーメン、おにぎり、焼きそば、うどん、スナック菓子…。受験勉強や夜型生活になくてはならない夜食は、いまや巨大な市場を形成するほど人々に受け入れられている。人の心を和ますとされたり太る原因にされたりとさまざまに語られる夜食は、どのようにして日本に普及してきて、一つの文化として成熟したのか。文化的・歴史的な過程を丹念にたどりながら、落語の演目から都市の下層階層の問題を読み解き、屋台やラーメンの普及、若者文化や地方と夜食とのかかわりに戦前期の都市化のありようや食文化イメージの転換を見定めて、夜食と日本人との関係に鋭く斬り込む。食欲と知識欲をそそる文化史/文化誌。
目次
- 序章 「夜食」の文化研究事始め 西村大志
- 1 この本の向かうところ
- 2 「夜食」という前提
- 3 各章の紹介
- 第1章 「夜食」と階層──落語から考える 西村大志
- 1 夜食を商売とする人の階層
- 2 夜食を商売とする人のなかでの階層差
- 3 夜食を外で食べる人の階層
- 4 夜食を食べる人のなかでの階層差
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