- 販売開始日: 2022/04/01
- 出版社: 青弓社
- ISBN:978-4-7872-3284-7
恋愛の社会学 「遊び」とロマンティック・ラブの変容
著者 著:谷本奈穂
「彼氏いないのなら何をしに学校にきてるの?って感じ」-雑誌やテレビ、マンガのなかの恋にふれ、学校やバイト先、職場で恋する相手を探し、2人で愛を楽しもうとする若者たち。現代...
恋愛の社会学 「遊び」とロマンティック・ラブの変容
商品説明
「彼氏いないのなら何をしに学校にきてるの?って感じ」-雑誌やテレビ、マンガのなかの恋にふれ、学校やバイト先、職場で恋する相手を探し、2人で愛を楽しもうとする若者たち。現代の恋愛事情を、雑誌記事やアンケート調査をもとに、人間関係、魅力ある異性像、アプローチの仕方、別れの理由などの視点から読み解く。そこから見えてくるのは、恋愛が曖昧さや不確定性を味わう「遊び」の感覚を内包していること=恋愛の遊戯化である。それと同時に、結婚や別れの決断を先送りし、曖昧な関係性を享受して2人の世界に自閉する恋愛の実相も垣間見えてくる。恋愛=結婚という規範を支えたロマンティック・ラブ・イデオロギーが変容し、むしろ結婚が恋愛的なるものに従属している状況をも照らし出し、恋愛とそれを追求する欲望の臨界点を見定める。
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目次
- 序章 恋愛の社会的物語──テーマと方法論
- 1 テーマとしての恋愛
- 2 恋愛の機能/装飾
- 3 方法論について
- 第1章 恋愛の死と再生──恋愛物語の転回
- 1 恋愛言説の特徴
- 2 「恋愛」の死――近代的恋愛の衰退
- 3 「恋愛」の再生――現代的恋愛の誕生
- 4 「恋愛」の死と再生
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