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荘園の人々
著者 工藤敬一
日本史の授業でいちばん教えにくいと言われる荘園。時代や場所により性質が様々で、関わり人々の利害関係が複雑なことがその理由だろう。しかし、古代から中世にいたるまで特産物によ...
荘園の人々
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荘園の人々 (ちくま学芸文庫)
商品説明
日本史の授業でいちばん教えにくいと言われる荘園。時代や場所により性質が様々で、関わり人々の利害関係が複雑なことがその理由だろう。しかし、古代から中世にいたるまで特産物によって日本の経済を支え、王家・摂関家を頂点とする重層的な社会構造を生み出したのは荘園に他ならない。加えて武士の発生や源平の争乱も荘園の支配権争いに端を発する。この制度を把握できなければ日本の歴史を真に理解することは出来ないだろう。本書はそんな荘園の実態を、荘園に生きた人々のドラマを通じて具体的に描いた画期的な入門書。この本を読めば荘園が面白い存在に見えてくる。
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紙の本
制度ではなく、人から観た荘園
2022/01/19 10:46
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ニッキー - この投稿者のレビュー一覧を見る
荘園については、高校の日本史などで、その仕組みや変遷の概要は習います。しかし、底に住んでいた人については、制度上の受領や地頭などぐらいしか、学びません。実際にはその支配下には、田畑を耕す人びともいたはずです。それらの人びとも含め、荘園の人間模様を教えてくれます。