黄金の人工太陽 巨大宇宙SF傑作選
著者 J・J・アダムズ(編) , チャーリー・ジェーン・アンダーズ(著) , トバイアス・S・バッケル(著) , ベッキー・チェンバーズ(著) , ヴィラル・カフタン(著) , ジョゼフ・アレン・ヒル(著) , アダム=トロイ・カストロ&ジュディ・B・カストロ(著) , キャロリン・M・ヨークム(著) , アラン・ディーン・フォスター(著) , カール・シュレイダー(著) , A・マーク・ラスタッド(著) , ショーニン・マグワイア(著) , アリエット・ド・ボダール(著) , リンダ・ナガタ(著) , ユーン・ハ・リー(著) , カット・ハワード(著) , ジャック・キャンベル(著) , カメロン・ハーレイ(著) , ダン・アブネット(著) , 赤尾秀子(訳) , 新井なゆり(訳) , 市田泉(訳) , 大島豊(訳) , 小野田和子(訳) , 金子浩(訳) , 小路真木子(訳) , 中原尚哉(訳) , 原島文世(訳) , 細美遙子(訳)
SFとファンタジーの基本はセンス・オブ・ワンダーだ。そして並はずれたセンス・オブ・ワンダーを味わえるのは、超人的なヒーローが宇宙の命運をかけて銀河のかなたで恐ろしい敵と戦...
黄金の人工太陽 巨大宇宙SF傑作選
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商品説明
SFとファンタジーの基本はセンス・オブ・ワンダーだ。そして並はずれたセンス・オブ・ワンダーを味わえるのは、超人的なヒーローが宇宙の命運をかけて銀河のかなたで恐ろしい敵と戦う物語だ(序文より)――常識を超える宇宙航行生物、謎の巨大異星構造物、銀河をまるごと吹き飛ばす超爆弾。ジャック・キャンベル、ベッキー・チェンバーズ、チャーリー・ジェーン・アンダーズら充実の執筆陣による、SFならではの圧倒的スケールで繰り広げられる冒険とアクションの物語18編を集めた、ワクワクに満ちた遊園地のような傑作アンソロジー。/【目次】序文=ジョン・ジョゼフ・アダムズ/時空の一時的困惑=チャーリー・ジェーン・アンダーズ/禅と宇宙船修理技術=トバイアス・S・バッケル/甲板員ノヴァ・ブレード、大いに歌われた経典=ベッキー・チェンバーズ/晴眼の時計職人=ヴィラル・カフタン/無限の愛=ジョゼフ・アレン・ヒル/見知らぬ神々=アダム=トロイ・カストロ&ジュディ・B・カストロ/悠久の世界の七不思議=キャロリン・M・ヨークム/俺たちは宇宙地質学者、なのに=アラン・ディーン・フォスター/黄金の人工太陽=カール・シュレイダー/明日、太陽を見て=A・マーク・ラスタッド/子どもたちを連れて過去を再訪し、レトロな移動遊園地へ行ってみよう!=ショーニン・マグワイア/竜が太陽から飛び出す時=アリエット・ド・ボダール/ダイヤモンドとワールドブレイカー=リンダ・ナガタ/カメレオンのグローブ=ユーン・ハ・リー/ポケットのなかの宇宙儀=カット・ハワード/目覚めるウロボロス=ジャック・キャンベル/迷宮航路=カメロン・ハーレイ/霜の巨人=ダン・アブネット/謝辞/解説=堺三保
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サブタイトル負け!
2023/01/15 07:39
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yukiちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
昔っから思ってたんだけど、創元社のネーミングセンスって悪いよね。
本書のタイトルは格好良いと思う。収録作品の中でもビビッと来るタイトルの一つだね。
でも、サブタイトルがいただけない。何、「巨大宇宙」って?
宇宙って巨大に決まってんじゃん。平たく「宇宙SF」で良いんじゃね?
まあ、タイトルの話はこれくらいにして、「巨大宇宙(!)」を語ろうとしたら、短編では無理なのは分かり切ったこと。なんで、話の内容から暗いのはやめて、ぶっ飛んだ明るいラストを迎えるものを紹介したい。
まず冒頭の「時空の一時的困惑」。
〈お広様〉ってのが何なのかさっぱり分かんないんだけど、シャロンたちがラストで逆転ホームランをかっ飛ばすのが心地よい。
無駄に「ホール&オーツ」が出てくるのも大好き。
ぶっ飛び加減では、「子供たちを連れて過去を再訪し、レトロな宇宙遊園地へ行ってみよう」(また、くっそ長いタイトルだな、ラノベか?)も最高!
何つっても、ウィットマン教授のマッド加減がいい。とにかく「まずはぶっ叩け!」
「ダイヤモンドとワールドブレイカー」の親と子の軋轢ものも好きなモチーフだね。
親がチート過ぎるのも、子供が無邪気に世界を殺しかけるのもグっとくるシチュエーションであります。
短い話ばかりだけど、時間のある時じゃないと読めないかな。