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論争 関ヶ原合戦(新潮選書)
著者 笠谷和比古
「淀殿や三奉行は三成派」「直江状は偽書」「小山の評定は後世の創作」「戦は一瞬で終わった」「関ヶ原は戦場ではない」「問い鉄砲はなかった」……。四百年を経た今も日本史上最大の...
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論争関ケ原合戦 (新潮選書)
商品説明
「淀殿や三奉行は三成派」「直江状は偽書」「小山の評定は後世の創作」「戦は一瞬で終わった」「関ヶ原は戦場ではない」「問い鉄砲はなかった」……。四百年を経た今も日本史上最大の野戦について激しい論戦が繰り広げられている。そのうち、注目を集めた新知見を、第一人者である著者が吟味し、総合的な歴史像を構築する。
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紙の本
情報伝達のタイムラグ
2022/08/28 10:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:K2 - この投稿者のレビュー一覧を見る
近年提起された関ヶ原合戦の新説に対する反論の書。自説を再説しながら、合戦に至る政治状況や構造を時系列に復元。著者が強調するのは「西軍蹶起の二段階性」。その矛盾が先鋭的に現れたのが、所謂「小山の評定」。通信手段が発達した現代では考えられない、情報伝達のタイムラグが生んだ歴史の面白さと言えようか。