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中国の古代文学(一) 神話から楚辞へ
著者 白川静 著
中国文学の原点である『詩経』と『楚辞』の成立、発想、表現を、『記紀万葉』と対比し考察する。古代共同体的な生活が破壊され、封建制が根付いたとき、人々はそれぞれの運命におそれ...
中国の古代文学(一) 神話から楚辞へ
商品説明
中国文学の原点である『詩経』と『楚辞』の成立、発想、表現を、『記紀万葉』と対比し考察する。古代共同体的な生活が破壊され、封建制が根付いたとき、人々はそれぞれの運命におそれを抱き、そこに古代歌謡が生まれる――。この巻でとり扱った時期は、古代中国人が神を発見し、また失う過程を示すものである。斬新で美しい論の展開、すべてを網羅した知識、知的興奮が味わえる白川静の世界へようこそ。
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紙の本
中国古代人が神を発見し、またそれを失う過程を見事に解説した名著です!
2020/11/02 09:18
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、東洋学者であり、漢文学者でもあり、『漢字—生い立ちとその背景』、『詩経—中国の古代歌謡』、『金文の世界—殷周社会史』、『甲骨文の世界—古代殷王朝の構造』、『孔子伝』などの著作で知られる白川静氏の作品です。同書は、中国文学の原点である『詩経』と『楚辞』の成立、発想、表現などについて、『記紀万葉』と対比しながら考察した名著です。古代共同体的な生活が破壊され、封建制が根付いたとき、人々はそれぞれの運命に恐れを抱き、そこに古代歌謡が生まれたと説かれています。同書は、中公文庫からシリーズで刊行されており、同巻は、古代中国人が神を発見し、また失う過程を中心に解説していきます。