紙の本
怖いテーマ
2022/10/12 16:19
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日本の神はガクブル~。私の遺伝子には刻み込まれてる。途中から凄く続きを読みたいけど、なんかゾクゾク~。森司とこよみちゃんのほっこりが無いと読み続けられんかった。今回の闇も凄かった。今はもうないのか、昭和のはじめ頃はまだ座敷牢があり精神的に病んでいた家人を閉じ込めていたと山陰出身の母から聞いた事を思い出した。
紙の本
森司くん、覚悟あれ
2022/09/17 00:05
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投稿者:apple2 - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界中古今東西、土着系の……特に密な地区での伝承、儀式等は少し怖いイメージがあります。
排他的であり、見てはいけないような、知ってはならない世界。
もちろん美しい神秘の地域が多く、伝承も様々あるのでしょうが、このシリーズに出てくる地は、漏れなく怖い。
今回はまるっと一冊表題作、黒沼部長の実家絡みの案件……中越地方の村が舞台となります。
それにしてもダダ漏れ森司には、怖い中で笑いがありました。
二人の恋は進めど、黒沼部長の過去の謎がある限り、このシリーズは続いてくれるのかな。
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オシラサマとスサノヲサマにまつわる神事に,サイコメトリーの能力に目覚めた元刑事が20年前の連続幼女殺人事件を追う話が絡んで,それにオカ研メンバーが巻き込まれるというお話(時間軸も行ったり来たりで,ちょっとフクザツ).
日本の場合,畏怖する対象は神サマになるんだろうな(真名を知られたくない国津神・天津神というのは発想になかった).
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久しぶりの長編でしたね♪
最初、人物関係がわからなくて混乱したので星4つにしましたが、内容としてはものすごく面白かったです。
おしらさまをがっつり書くなんて怖くて私じゃできないよぉ。あとは因習の業の深さが怖かった。
部長の実家ってどんな家なんだろうか((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
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祝デビュー10周年!
他の小説も映画化されるなど著者の活躍が期待されます。
今回組み込まれた現代社会は「共同親権」か。
現代と過去を考えると、昔も今も地続きなのだと気付かされる(もちろん物語の世界はフィクションだが)
この地続き設定が良い味を出しており、言い伝えや怪異やカミサマと現代社会で舞台が整う構成が毎度素晴らしい。
前の巻を読み返したりすることも増えて来たので、舞台や登場人物、各巻の解説本などもそろそろ欲しくなる頃合いか
(などと甘えてみたり)
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歪んだ性癖と家の因習やら神様の話やら。シリーズ中でもちょっと嫌な話だなと感じた。部長たちの仕事とオカ研への依頼がリンクして、別の場所にいるのにリンクするのは面白かった。
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ホーンテッド・キャンパス読み終わりました!
この巻でも変わらず人の感情の強さを感じました。
また神の恐ろしさ強さを感じる巻でもありました。
いつもの八神とこよみのイチャイチャぶりが終盤ではなく半ばに散りばめられてたのは良かったです。八神気づけ!お前今天国〜!!って叫びそうになるところでしたね。
これから読まれる方は神についてググりながら読むともっと楽しめると思います
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オシラ様が出ると書いていたので、アレ、今回は遠野が舞台?
と思ったら、北海道内でしたね
時間軸のパターンがあって、少し戸惑ったけど、最後の方で回収出来たので、成程と思いました
こよみちゃんの事、思ってるまま喋ってしまう
森司が面白かったww
顔真っ赤になってるこよみちゃんが見えますねww
オシラ様、スサノウ、オウマサマ、
因習も加わり、恐ろしい話になりました
部長もあんな目に遭っても、前向きなのが救われます
人が1番怖いガクガクブルブル((;゚Д゚))
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里と祭りと儀式とはなんでこんなに相性がいい(悪い?)のだろう
フィクションなのに、絶対ないと言いきれない感じがしてしまうオシラサマも名前は違えどどこかにありそう、、
#ホーンテッドキャンパス
#櫛木理宇
#角川ホラー文庫
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おもしろかった〜!!!!
いろんな時間軸で出来事が起きてたり、別の場所に居ながらもそれぞれの追う事柄が繋がっていたり、これまでとはちょっと違う感じでそれもまた良かった!
心の声がダダ漏れの森司とそれを受けて真っ赤になるこよみちゃんがかわいくて仕方なかった
そろそろくっつくかな、まだくっつかないでほしいな、の間で揺れてるけどじわじわ近づいてた距離が今回のでグッと近くなったよね〜すごく良いです!
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繋がった先で見た景色には。
これだけ干渉し合える状態だったということは、相当強い力を持っていたのではないだろうか。
ある日突然手に入れた能力に困惑する事もなく、自身が感じた事柄に対して適切な対応をとることが出来る人なんて中々いないのではないだろうか。
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初っ端からほんのりネタバレでいきます。
1冊で1つの物語・長編でした。
櫛木理宇さん、書くの早くてどんどん刊行されますが、やっぱり短編3話で1冊は読み重ねると物足りなさが生まれてしまうみたい。
(もちろん短編もしっかりとした物語なのだけど!)
長編読んで、「そうそう、この充足感を求めていたのよ」と思う程度に、物足りなさ生まれてました。
長編読むと物語の作り込み方の緻密さと、それをライトに読める文章にしている、櫛木理宇さんの技術感じますね。
前半までは、出てくる人物の多さ(特に今回は同じような年頃だったり、同じような境遇だったり、そうにう「似たような」人物が多さ)に、
よく分からないながらも、状況に取り込まれていく森司たちと同化したように「なんだなんだ?」「りどういうことなんだ?」と読み進めました。
ここからネタバレ深まりますが、
サービスエリアに立ち寄った時に、人物の関係性なども明らかになり、明瞭に頭が整理整頓されていく感覚。
物語の明かし方もすごいよね!
森司たちも同じような明かされ方で、多分同じように頭が整理整頓され、脳内がクリアになってるんだろうなという、その場で自分もサークルの一員であるような体感です。
今回の長編は、かつてこよみちゃんの叔母さんのお話があったように、黒沼部長がメインとなる話でした。
ずっと気になっていた黒沼部長の過去・トラウマ・誘拐について明かされます。
過去のお話について触れましたが、
これだけ連続で刊行しているけども、
こよみちゃんの叔母さんだったり、百々畝家の話だったり、黒沼部長の弟の話だったり、
結構すっぱり忘れてもーてます(笑)
(百々畝家の奥座敷を覗く話は、割と最近な気がしてほんのり覚えてたけど)
毎回、過去全部読み直さなきゃーなと思うくらいに、割と忘れてしまってます(笑)
黒沼部長のあれこれ、覚えとかなきゃな。
ところで、ホーンテッド・キャンパスは、
ちゃんと怪異があって、人ならざるものの存在がいて、人間の力が及ばない出来事があったり、
やたら厄介で邪悪な人の力が及ばないものの存在も出てきたりしながら、
なんだかんだ「人が1番怖いよね」
という話でまとまっています。
今回の長編もそうでした。
そしてそういう怖い人が怪異を及ぼしたりもします。因縁、因果。
悪である人は初めから悪ではなかったけど、何かのきっかけがあって、悪になる。
そのきっかけをそのまま悪に染めるか、反面にするかはその人の素質かもしれませんね。
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森司くん、本音垂れ流しの巻。
毎度なかなかややこしいことに巻き込まれるオカ研だけど、今回は派手に普段以上の能力まで引きずり出されてかなりファンタスティック。
でも殺人犯への報復としては納得のいく内容で、同じことができればいいのにと思わず考える。
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三十三年に一度の儀式に呼ばれた黒沼従兄弟コンビ。一方でサイコメトリーの能力を発現して行方を絶った父を探してほしいという依頼がオカ研に寄せられる。過去の幼女連続殺人事件、行方不明の指名手配犯、そしてオシラサマ伝説。さまざまな要素が絡み合い、怖気を震わせるホラーミステリ。もちろん少ししか進展のないラブコメも健在……。
今回森司と鈴木が陥った状況には、読んでいても驚かされました。今までにも彼らが何者かと共鳴することはあったにせよ、今回のこれは本当に恐ろしくて心配になりました。しかし森司の想い垂れ流し状態にはもうひたすらに笑わされていたので、程よくバランスは取れていたのだと思います(笑)。
白葉家の儀式はなんとなくそういうことじゃないかと思えていましたが。やはりそれでも恐ろしい。神の圧倒的な存在感もだけれど、それに比べればはるかにちっぽけなはずの人間の悪行というのもそれに劣らず恐ろしいんですよね。ああ本当に嫌だ。
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最近はこよみちゃんの方が暴走しているイメージだったんだけれども、今回は森司くん大暴走。
無意識に無自覚に本音をただ垂れ流すマシーンと化してしまった森司。
素面ではこよみちゃんへの想いを告白できまいとは思っていたが、まさかこんな展開になろうとは。
延々彼からの愛の言葉を聞き続けていたこよみちゃんの心中を察するに、そりゃ締め上げたくもなろう。
こよみちゃんの中で、あのときの森司くんはどういう扱いになっているのだろう。
純度百パーセントで本音喋ってたけど、本心と思ってくれているのかどうか。
キャラ違いすぎたから、その点だけが心配。
という上記のことで頭パーンとなったため、時間軸も場所も錯綜する難解な本編やら、オシラサマやスサノオの解釈やら、最強通り越して最早災いレベルのサイコメトリーやら、恐ろしい祭りのことやら、気になることは多数あったはずなのに、全て持っていかれました。
で、こよみちゃんの答えは次回に持ち越すのね。
うん、知ってた。
もうここまで来たら、どこまでもお供します。
ゆっくりゆっくりペースな、周りから見ればどう見ても両想いのお二人を、どこまでも見守りますとも。