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写字室の旅/闇の中の男(新潮文庫)
奇妙な老人が奇妙な部屋にいる。彼は何者なのか、何をしているのか――。オースター作品に登場した人物が次々と現れる「写字室の旅」。ある男が目を覚ますとそこは9・11が起きなか...
写字室の旅/闇の中の男(新潮文庫)
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写字室の旅/闇の中の男 (新潮文庫)
商品説明
奇妙な老人が奇妙な部屋にいる。彼は何者なのか、何をしているのか――。オースター作品に登場した人物が次々と現れる「写字室の旅」。ある男が目を覚ますとそこは9・11が起きなかった21世紀のアメリカ。代わりにアメリカ本土では内戦が起きている。闇の中から現れる物語が伝える真実。年間ベスト・ブックと絶賛された「闇の中の男」。傑作中編二作を合本。ここに新たな物語空間が立ち上がる。
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紙の本
不明の不安
2022/12/16 10:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:令和4年・寅年 - この投稿者のレビュー一覧を見る
写字室の中で写真と文章を目にしながら、自分が何者であるのか、どうしてここにいるのか、何を求められているのか、不明なまま時間を過ごす。不安で不気味な雰囲気の小説だった。
紙の本
神聖なる朝食
2023/04/22 15:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ダタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
物語を書く人、
読む人、登場する人。
生きていれば誰でも、
その役回りを誰かと交換しながら
日々生きているような気がする。
理不尽な展開は常で、
時にダメージを被りながら
それでもなんとかやり過ごす。
だから「闇の中の男」の最後はグッときた。
内なる闇は晴れずとも、
新しい一日はやってくる。
先ずは、暖かい朝食で始めれば良い。
そんな風に思えました。