電子書籍
大名倒産 下
著者 浅田次郎
〈家臣も商人も(神様も?)必死の金策。奇跡の大逆転、なるか!?〉美しい故郷とお家を守りたい――。天下一の塩引鮭が名産の御領国・越後丹生山へ初入りした若殿・小四郎。そのなり...
大名倒産 下
大名倒産 下 (文春文庫)
商品説明
〈家臣も商人も(神様も?)必死の金策。奇跡の大逆転、なるか!?〉
美しい故郷とお家を守りたい――。
天下一の塩引鮭が名産の御領国・越後丹生山へ初入りした
若殿・小四郎。そのなりふり構わぬ姿に、
国家老が、商人と民が、そして金が動き始める。
人の世を眺めている七福神まで巻き込んで、
奇跡の「経営再建」は成るか?
笑いと涙がてんこ盛りの超豪華エンターテインメント。
巻末対談 浅田次郎×磯田道史「改革をなし得る人とは」
2023年、映画化決定!
※この電子書籍は2019年12月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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紙の本
悪役は誰?
2022/12/19 20:11
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヤマキヨ - この投稿者のレビュー一覧を見る
上巻では既得権益を守ってお家の計画倒産を図る守旧派VSそうはさせじと奮闘する改革派という印象で読み進みました。ところが、そう単純ではないようで、計画倒産までに貯め込む金は目的があって、私腹を肥やすためではない可能性が。お家を守り、進化の行く末を案じているのは一体誰なのか。
紙の本
大名も辛い
2022/12/07 18:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たぬき - この投稿者のレビュー一覧を見る
上巻を読んでからだいぶ間があいてしまっていたのですが、やっぱり面白く読めました。
紙の本
倒産を回避する物語
2022/09/13 19:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
時代小説の形をとっているが、十分に現代社会に対応した物語だ。組織をいい加減に運用した世代と、それを引き継ぐ世代との世代間対決を描いているともいえる。組織を創るよりも壊すことが難しいのであり、さらに幾世代も維持していくのが、それ以上に難しい。物語では、貧乏神・死神・七福神なども関り、複雑怪奇な流れを取るが、話としてはシンプルなのだと思う。世間が歪んでいるときには、真面目な人間は損をするのかもしれない。
紙の本
笑える時代小説
2023/05/04 12:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
時代モノですが、現代社会を風刺しているようなテーマです。笑えるシーンもあるし、貧乏神やら七福神やら死神が登場するし。四男が、思いがけず藩主になり、借金25万両に四苦八苦。令和の二代目社長にもつながるなぁ、と。
電子書籍
大名倒産 下
2023/07/15 22:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:スプちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
丹生山藩の大名倒産を阻止するべく、奮闘する主人公に魅せられていく周囲の人たちがいいです。
更には貧乏神と七福神も出てくる面白い展開です。
文体は固いですが、コメディです。
面白いです。
上巻から続けて読むとなおいいです。
ページ数は多いですが、読みごたえがあります。
おすすめです。