婚約者に側妃として利用されるくらいなら魔術師様の褒賞となります

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投稿者：S910　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

婚約者が真実の愛の相手を正妃にして王太子妃教育を受けた自分を側妃にして利用しようとしているので、穏便に婚約解消とするため、一月後の戦勝祝賀会で褒賞を授けられる魔術師様に自分を褒賞として望んでくれるよう交渉する話。
本編は半分くらい。その後はヒーロー視点や後日談。
基本的にヒロインが素直で言葉を惜しまないので可愛い話だった。
ヒーローは自分の愛が重いのをちゃんと申告しているし、ヒロインはそれを喜んでいるのでとても良い関係。
元婚約者と寝取り女以外は誰も不幸になっていないのもいい。
評判良いのも納得の作品でした。

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投稿者：MIKA　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

本の半分が本編で、あとの半分が番外編と後日談という構成。
本編は、良くも悪くも主人公二人の事しか書かれていないので非常にあっさり。且つ、物足りない。周囲の人々は？国の状況は？
という辺りが番外編と後日談になっていて、本にする際に構成がもう少しどうにかならなかったのかと思った。
番外編や後日談と分けなくても、十分一連のお話として組み込めるし、本を開いた時の、｢えっ、本編これだけ？｣というがっかりな感じも避けられただろうに残念。
お話自体は楽しかった。

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投稿者：ぽちぽち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

初読みの作者様。
「側妃として利用されるくらいなら」とロワールに迫る中々肝の座ったアメリア。
で、その肝の座りで、ロワールの執着（ヤンデレといっても過言ではないくらいの）にもしっかり対応出来ていて、読んでて感心しました。
あれらを嬉しいと感じられるんだから相性はバッチリですよ。
お話は概ね面白かったんだけど、本編は案外あっさり、本の半分くらいで終わってしまい、後は番外編が3つと書下ろしの後日談が1つ。
こんなに細かくお話が分かれてるなら、目次くらいは付けて欲しかったな～と感じました。