サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

新規会員70%OFFクーポン

  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 70件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2022/09/16
  • 出版社: 文藝春秋
  • レーベル: 文春文庫
  • ISBN:978-4-16-757701-8
一般書

電子書籍

コルシア書店の仲間たち

著者 須賀敦子

かつてミラノに、懐かしくも奇妙な一軒の本屋があった。そこに出入りするのもまた、懐かしくも奇妙な人びとだった。女流文学賞受賞の筆者が流麗に描くイタリアの人と町。(解説・松山...

もっと見る

コルシア書店の仲間たち

税込 580 5pt

ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは

ほしい本に追加(値下がりすると通知がきます)

ご利用中のデバイスが対応しているかご確認ください

  • ブラウザ
  • iOS
  • Android
  • Win
  • Mac

対応デバイスごとのコンテンツタイプやファイルサイズヘルプ

オンライン書店e-honとは

e-hon

hontoは「オンライン書店e-hon」との連携を開始しました。
「e-hon」は書籍、雑誌、CD、DVD、雑貨といった多岐に渡る商品を取り扱う総合オンライン書店です。130万点以上の取り扱い点数、100万点以上の在庫により、欲しい商品を買い逃しません。honto会員向けにお得なキャンペーンを定期的に実施しています(キャンペーンに参加するにはMy書店をhontoに設定して頂く必要があります)。
・まだe-honの会員ではない方
下記リンクからe-honへ遷移し会員登録する際に自動でhontoがMy書店に設定されます。
・既にe-honをご利用いただいている方
「マイページ」-「会員情報の変更」-「My書店の変更」に進み、検索窓に「honto」と入力し、検索結果画面で会員登録ボタンを押すことでMy書店がhontoに設定されます。

e-honで紙の本を探す

※外部サイトに移動します。

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ ファイルサイズ
ブラウザ EPUB
iOS EPUB 2.8MB
Android EPUB 2.8MB
Win EPUB 2.8MB
Mac EPUB 2.8MB

コルシア書店の仲間たち (文春文庫)

税込 583 5pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

商品説明

かつてミラノに、懐かしくも奇妙な一軒の本屋があった。そこに出入りするのもまた、懐かしくも奇妙な人びとだった。女流文学賞受賞の筆者が流麗に描くイタリアの人と町。(解説・松山巖)
※この電子書籍は1995年11月に刊行された文春文庫を底本としています。

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

小分け商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この商品の他ラインナップ

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー70件

みんなの評価4.2

評価内訳

紙の本

癒しの原型

2003/02/12 22:39

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:深爪 - この投稿者のレビュー一覧を見る

コルシア・デイ・セルヴィ書店。ミラノの都心で修道院の軒を借りてひっそりとかまえられたこの小さな書店は、第二次大戦後に、共同体を理想とするカトリック左派の若者たちのグループが、その活動の拠り所としていました。
この書店にかかわった著者が、若き日々を回想し綴ったエッセイです。

珠玉の短篇小説集といってもいい、端正な美しさを湛えた散文集です。読点が(意識的に?)多く打たれた文章は、それゆえに堅さがほぐれ、懐の深さを感じさせます。

さまざまな職業や階級の人々との交流そして別れが、淡々と、しかし慈愛に満ちた言葉で語られます。簡素な暮し。理想。その終焉。あるいは夫との死別。繰り返された出会いと別れのなかで、刻み込まれた確かなぬくもりが、ぬくもりのままに伝わってきます。
帰国を決意した著者が、書店の中心人物だったダヴィデに別れを告げに行く場面の描写は、ことのほか美しく浮かび上がり、時空を越えて読む者の胸に響きます。

自分に厳しく向き合い、闘うべきものと闘ってきた人の人生は、序章に引かれた詩の一節のように、その人の人生の疲れをも癒しうるのでしょう。
型にはまった日常に流されるに甘んじず、少しでも、確かな生とおぼしきものを求めていきたいものですね。

昨今、ホームページで自分の日記を公開する方々が多いとか。書くことで自分を見つめ直したいと思っている人には、一読の価値ありでは。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

一編の小説といってよい

2019/01/26 11:29

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:メイチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

簡単にいってしまえば仲間たちを廻る思い出なんですけど、それだけじゃない。全部とおして読んだときの最後の文章の響き方といったらないですね。名作です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

かけがえのない共同体

2008/01/07 00:00

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏目陽 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 カレンダーの上についている写真を見ると、こんな綺麗な場所に行ってみたいと何度となく思うことがある。写真はそこにあるものを寸分違わず、私たちの元へと届けてくれる。写真の撮られた場所に行けば、それがある。だが、それを文章で表現するとなると難しい。その場所のよさを余すことなく伝えたとしても、そこにほんの少しの誇張があれば、実際に行った時にがっかりするからだ。美文であるがゆえに、元の景色よりも描写されたものが勝ってしまうのだ。
 しかし、須賀敦子の描写するイタリアは、非常に等身大の姿を描写している。美文でありながらも、それを褒めすぎず、汚しすぎず、落ち着いた筆致で書かれている。読んでいる最中、そっと目を閉じると、須賀敦子の見たイタリアの風景がぼんやりと浮かんでくる。
 本書に収録されているのは、コルシア・デイ・セルヴィ書店を軸にめぐる作者とその周りの人々との、小さな共同体の話である。貴族の世界、ユダヤ系一家の物語、友達の恋の落ち着き先など、さまざまな人々との交流を描いている。
 海外を舞台にしたエッセイはたとえば、日本とはこういった点で異なるといった比較的なものや、現地で苦労した苦労話、あるいは異文化コミュニケーションなどを中心に据えたものが多い。しかし、須賀敦子は決してイタリアと日本を比較するわけでもなく、その苦労を語るわけでもなく、自身が日本人であることを強調するわけではない。彼女が書くのはイタリア、ミラノで行われた些細な日常の一部であり、ナチュラルなミラノの姿であるのだ。
 コルシア書店がなくなるとき、須賀敦子はそれを愉しい「ごっこ」の終りと書いた。それを読むと、このコルシア書店を軸に広がっていた共同体は、まるで小さな子供たちがなんとなく集まり、無邪気に遊んでいたかのような雰囲気を感じる。その共同体の終わりはすなわち、大人になるということだ。たくさんのしがらみを背負わなければいけないことだ。大人になってしまえば、この共同体に戻ることは、出来ない。
 だからこそ、このかけがえのない共同体は、まさに青春と呼ぶに値するものではないだろうか。少なくとも私は、これを青春と呼びたい。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2004/10/07 14:40

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/06/07 12:18

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/09/16 18:28

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/10/15 00:24

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/10/15 01:13

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/07/21 22:15

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/12/25 11:54

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/04/15 17:19

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/02/09 01:53

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/02/11 13:28

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/03/22 23:38

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2015/01/03 20:29

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。