不可逆51
商品説明
拒否できない凄まじい運命の前に再び交差する二人。
統一帝国「創」の建国5年、乱世を鎮めた主役であり創の皇帝である「サン(山)」は、正体を隠して自分の故郷である創天城を訪れた。
サンは、元は天人であったが天から追い出され人間として生きていた「カン(江)」と出会い、強く惹かれるようになっていった。
しかし天人との関係がタブーとされている創の国、天人だと正体がばれれば死刑にされてしまうカンはサンから離れようとするが、
サンの皇命に逆らうことができず、彼を欺くことを決意し…。
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電子書籍
羽衣伝説が土台のような民話調BL
2022/09/17 18:56
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M★ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「紅い実」とか、韓国の民話の要素が入っているし、
「天女伝説」と似た内容なので、興味を持って、読んでみたら、面白い。
51話の後、1か月更新が無かったので、その間に韓国語の原作小説を読んでみた。
ノベル版は、高句麗時代の、中国風後宮物語で、風習が中韓ごちゃまぜ、
それに登場人物が多いので、余計わかりにくかったけれど、
51話以降の展開が凄く盛り上がって、面白くなる。
山と川のキャラ名と、不可逆という題名に沿った結末だった。
山が、皇帝になり、久しぶりに故郷に戻って老師範と再会すると、
川という養子を迎えていた。
実は、川は、天人で、三年後に無事に居たら帰天する予定。
川の絵を見た山は、都に連れていくことにする。
実は、川は、昔山の恋人だった天人「ハンリョ」の再生者。
でも、川はそれを覚えていない。
山は、初めて川と会った時、ハンリョと同じ絵を描いたので、再生者だとすぐ気づいていた。
川に何度も告白をする機会を山は与えたのに、処刑を恐れて言えない川。
同じ失敗をしないために、山は、紅い実をすり替えて、川に子を身籠らせる。
・・「不可逆」とは、二度同じ失敗を繰り返さないという意味を込めていたみたい。
面白いので、ノベル版も日本で販売してほしい。