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電子書籍
山奥ビジネス―一流の田舎を創造する―(新潮新書)
著者 藻谷ゆかり
人口減? 地方消滅? 悲観する必要はない。日本には「山奥」という豊かなフロンティアがある。「なにもない田舎」も、地域資源を再発見し、角度を変えて眺めれば、宝の山に変わるの...
山奥ビジネス―一流の田舎を創造する―(新潮新書)
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山奥ビジネス 一流の田舎を創造する (新潮新書)
商品説明
人口減? 地方消滅? 悲観する必要はない。日本には「山奥」という豊かなフロンティアがある。「なにもない田舎」も、地域資源を再発見し、角度を変えて眺めれば、宝の山に変わるのだ。ハイバリュー・ローインパクト(高付加価値で環境負荷が低い)なビジネスを山奥で営む事例や、明快なコンセプトで若い世代やユニークな事業を呼び込んでいる自治体事例を紹介し、「一流の田舎」を創るストラテジーを提示する。
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紙の本
田舎は田舎に非ず
2023/05/07 14:15
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投稿者:つばめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書の内容は過疎地・田舎でビジネスを展開し地域おこしに貢献している取組みの事例紹介である。老舗の酒造業再建、イタリアのジェラート大会の世界チャンピオンが奥能登で開業したジェラート店、熊しか買いに来ないと地元民に忠告された土地でのパン工房が遠来からの客も訪れる繁盛店、ドイツ人デザイナーが限界集落で古民家再生、合掌造りの古民家をホテルとして再生、被写体となる美しい自然や風景を活かした「写真の町宣言」で町おこしなど。夢を持って困難な状況に立ち向かって、ワクワクしながら仕事をしている事例は、爽快な読後感をもたらしてくれる。ただし、本書の「はじめに」で、<本書の「山奥」とは、人が住んだことがない山奥ではなく、かつて銀山や炭鉱、林業などで栄えていた地域のことを指す。>との記述がある。「山奥」を本来の意味でとらえて、本書を読むと肩透かしを受けるかもしれない。因みに、著者の夫は、『里山資本主義』などの著作があり、平成合併前の3200市町村、海外117ケ国を自費で訪問した地域エコノミストの藻谷俊介氏。