「立方体が描けない子」の学力を伸ばす
著者 宮口幸治(著)
立方体の模写は、標準的な子どもであれば大体7歳から9歳までの間にクリアする課題である。しかし著者は少年院に、立方体が描けない中学生や高校生が数多く収容されていることに気づ...
「立方体が描けない子」の学力を伸ばす
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商品説明
立方体の模写は、標準的な子どもであれば大体7歳から9歳までの間にクリアする課題である。しかし著者は少年院に、立方体が描けない中学生や高校生が数多く収容されていることに気づく。「見たり聞いたりする力の弱さが非行の原因なのでは?」と考え、認知機能を強化するトレーニング法を探すも、適当なものが見当たらない。「これは自分で作るしかない」と腹をくくり、周囲の協力も得て、社会性や身体性をも伸ばす教材「コグトレ」を考案。本書ではその内容と、少年たちがトレーニングで変化したプロセス、さらに子どものモチベーションについて親に知っておいてほしいことを綴る。 【目次より】●教科学習以前のレベル ●人の気持ちがわからない ●少年たちで教え合うほうが理解が進んだ ●社会面、学習面、身体面の3方向からの包括的支援 ●一般の学校にも広がる ●「なぜ、勉強するの?」と聞かれたら ●友だちとのコミュニケーションがうまくいかないときは etc.
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『「立方体が描けない子」の学力を伸ばす』
2023/02/01 19:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
少年院で出会う少年たちは、立方体が模写できない
見たり聞いたりする力=「認知機能」に課題があるのではないかと考えた著者は、認知機能を高める教材「コグトレ」を試行錯誤して開発、その内容を紹介し、実践事例にもとづき効果を解説する
〈『ケーキの切れない非行少年たち』の著者はどうやって少年たちを変えたのか〉──帯のコピー
・子どもに勉強させたかったら、親が勉強すればいい
・本嫌いの子を変えるには
・「なぜ、勉強するの?」と聞かれたら
・親に対して暴言を吐く子どもとの接し方
など、第5章「子どものやる気を引き出すためのヒント」には、「立方体が描けない子」の親でなくても参考にしたいヒントが満載
ベストセラー『ケーキの切れない非行少年たち』(新潮新書/2019年)の実践版、2022年10月刊
〈本書が「コグトレ」の宣伝を目的とした書籍ととられないことを願っております。〉──「はじめに」より
*「コグトレ」は「認知機能(Cognitive Function)のトレーニング(Training)」から命名
辺2倍体積8倍では終わらず
2024/11/08 04:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
数式ではなく理解する力を、対話から学ぶ意欲を引き出す試みがためになります。ひと桁の奇数総和が25になるように、小さな積み重ねがきっかけになるはず。