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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2022/10/21
  • 出版社: 文藝春秋
  • レーベル: 文春文庫
  • ISBN:978-4-16-756401-8
一般書

電子書籍

自動起床装置

著者 辺見庸

聡とぼくは仮眠室の「起こし屋」。昼間の毒気を吐きながら、養分を貪るように眠るモーレツ社員たちを、うまく目覚めへと導くのが仕事だ。ところがある日、自動起床装置が導入された…...

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自動起床装置

税込 380 3pt

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自動起床装置 (文春文庫)

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商品説明

聡とぼくは仮眠室の「起こし屋」。昼間の毒気を吐きながら、養分を貪るように眠るモーレツ社員たちを、うまく目覚めへと導くのが仕事だ。ところがある日、自動起床装置が導入された…。眠りという前人未到の領域から、現代文明の衰弱を衝いた芥川賞受賞作。カンボジアの戦場への旅を描く「迷い旅」を併録。
解説・村田喜代子

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評価内訳

紙の本

レム睡眠の狭間で,恋人がぽてぽて走ってくる姿が目に浮かびます。

2017/05/30 21:07

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

最初,SFかと思った。
これは自動化の便利さを追い求める世の中への反証。
二十年近く前の発行だが,全く古びれない驚異的な作品だ。
現在,単行本・文庫本とも入手不可なのが残念だ。
芥川賞全集第15巻または掌編小説集「闇に学ぶ」で読むか,
図書館等で探していただければと思う。

主人公のぼくと聡は,通信社で起こし屋のアルバイトをしている。
宿直室に寝泊りする社員から希望を取り,文字通り起こして
差し上げる仕事だ。

それにしても,人を起こすということだけなのに,なぜこんなに
沢山のお宝話が見つけられるのか。
辺見さんの観察眼に敬服する。
想像だが,辺見さんは元記者だから,本当に起こし屋付きの
宿直室があって・・・寝ないで観察していたのかもしれない。
すごい好奇心。

聡は起こし名人として登場する。ぼくと初めて会った日のこと。
一夜明けた朝に独り言のようにつぶやく。

>「ひとを起こすということを,ここの人間は軽く考えすぎて
> いるんだよ。  (中略)  眠り,覚醒するまでの時間って,
> 起きていて眠るまでとおなじほど大変なことなんだ。」

深く考えたことはなかったけど,確かにそんな気もする。
目が覚めても,しばらく布団でごろごろしてから起きないと,
倒れそうになってしまう。

私も当直の経験があるが,会社での寝起きほど緊張感が必要な
ものもない。起きたらすぐにしゃっきり,同僚には仕事の顔を
しなければならない。睡眠はリラックスと疲労回復が大きな目的。
そもそもリラックスに効率化なんてある訳がないから,会社で充分に
眠れないのは当たり前だろう。自動化なんて最もふさわしくない。

聡は,それこそ身を削るほど真剣に起こす。
会社は,ウィーン・プシューでベッドが起き上がる自動起床装置を
導入し,起こし屋の人件費を効率化しようとする。

人間性を排除しようとする動きに,聡は全身で対抗している
ように見える。目を覚ますということを通して,数値化できない
人の温もりと,会社の冷酷な効率主義が浮き彫りにされている。
人間は働くロボットじゃないんだよね。

起きたらすぐに業務が出来るようにすること。
会社では仮眠なんだから。
ああ,当直の時にそんなこと言われたっけ。

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紙の本

私の睡眠に他人を介入されたくない

2020/02/22 22:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

第105回芥川賞(1991年上半期)受賞作品、タイトルが変わっているのでずっと気になっていたのだが、やっと読むことができた。バイトをする大学生が主人公なので作者は若い人だと思っていたら、受賞時には40歳代後半になっていた人だった。この奇妙な装置はちょっと前にテレビのニュース番組かバラエティー番組で駅員さんが利用しているところを見たことがある。まあ、たいていの人は目が覚めるだろう。「起こし屋さん」という職業が実際にあるかどうかは知らないが、主人公の友人・聡が「人の眠りを覚ますものが、機械ではダメなんだ」と力説すればするほど私はその考えに異を唱えたくなる。私は機械に無造作に起こさることを望んでしまう、私の睡眠に他人を介入されたくない

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2008/06/22 01:42

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2011/11/15 01:51

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2013/05/19 22:56

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2013/09/27 09:58

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2013/10/19 07:41

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2013/10/27 15:49

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2013/12/20 12:24

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2016/11/27 23:48

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2017/02/27 21:17

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2017/09/17 11:40

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2009/09/06 11:46

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