やさしいライオン

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やさしい、そして、すごくかなしいお話しでした。
涙出た。(´；ω；｀)

ブルブルの子守歌

ブルブル いいこね
ねむりなさい
ねむりなさい
ミルクを たくさん のみなさい
たくさん たくさん のみなさい
ブルブル いいこね
ねむりなさい

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2023年11月8日（水）朝学
4年B組
担任の先生も子どもたちも、この本は知らないようでした。
「作者のやなせたかしさんは、『アンパンマン』を書いた人です」と言うと、「『アンパンマン』は知ってる！」と大合唱。
（きっと知らない人はいないはず）
やなせたかしさんについての紹介をしたあとで、しっかりと表紙を見せました。
「かわいい絵！　犬かな？」と、小さいライオンが犬に見えたようでした。
そんなかわいいライオンが、立派な大人のライオンになった姿の場面を見た子どもたちは、「おぉっ！」と感嘆の声を上げていました。
空を駆ける場面でも、「わぁ～！」と思わず声が。
お別れや銃で撃たれてしまう場面は、しーんとして、お話の中にしっかり引き込まれているようでした。
子どもたちの心の中にも、いろいろな思いが広がったのではないでしょうか。
悲しいながらも、温かい感情が残るラストです。
（読み手:H）

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3歳の姪っ子に読ませて理解できるかどうかという判断がほしいと母親からお願いされて読んでみた。
物語はタイトルの通り優しい雰囲気に包まれ、子供に読みやすい内容である。しかし、起承転結がしっかり描かれており、最後のオチに対する考え方は読者の判断に委ねられる。
ものの1分で終わる内容だが、少しの間考えさせられる内容であった。
子どもの成長に合わせて何回か読ませることで、「気付き」を得られることができるかもしれない。

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日本図書館協会選定図書
全国学校図書館協議会選定図書
厚生労働省中央児童福祉審議会推薦

まっピンクのカバーが目を引く絵本。
イラストがかわいく、前半はライオンが犬に育てられる姿にほっこり。
ライオンの自立と成長、そして離れても変わらない愛情が描かれている。
ラストは他の結末がよかったなと個人的には思いますが、その厳しさもやなせたかしさんが伝えたいことなんだろうな。

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ブルブルは幻を聞いたのか、サーカスを脱走し、母の面影を追いかけた。
自分たちに危険が迫っていると認識してしまう人間。
動物が持っているかもしれない優しい心に寄り添った「やなせたかし」さんの名作。

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やさしくも悲しいお話。
なんとなく、昨今よく見るクマが人間界に来て駆除(射殺)されてしまうニュースを思い出してしまった。きっとクマにも事情があるだろうに、でも人間が襲われるリスクは少しも残しちゃいけないから…仕方ないとは言え、毎度悲しくなる。

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読み聞かせる大人の方が泣いてしまいそうです。愛情の物語であり、恩を返す物語でもあります。ブルブルは育ての親と離れるのが辛かった。やなせたかしさんの出世作と聞いて納得です。

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図書館本。
みなしごライオンのブルブルと母親代わりの犬のムクムクのお話。優しい優しい親子。涙が出ました。

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やなせたかし、というとまずは「まんが学校」の先生。そして「てのひらを太陽に」の歌。そしてこの「やさしいライオン」なのだ。絵本としての発売は1975年だが、当時絵本はみるはずもないので、何で知ったのかなあ。もう少しあとになって子供に絵本を探すときかなあとも思うが、なにか絵本ではない媒体で見たような気がするのだが・・

この絵の感じが私にとってはやなせたかしなんだなあ。


「えへ　EHE」7号1962年に「やさしいライオン」が掲載。のちの絵本「やさしいライオン」の原点ともいえるストーリー。「えへ　EHE」は1959年創刊の同人誌。加藤芳郎、横山泰三、久里洋三、改田昌直、岡部冬彦、富田英三、金親堅太郎、荻原堅次、長新太、やなせたかしによる。それぞれが3万円を持ち寄って作る雑誌。

1975.1初版第１刷　2022.10新装版第１刷　図書館