電子書籍
バイオスフィア不動産
著者 周藤 蓮
二度と外に出なくていい家はいかがですか? 全てが内部で自己完結するコロニー、バイオスフィア3。そのクレーム対応を描く連作。電撃小説大賞金賞作家による未来の住宅SF
バイオスフィア不動産
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
バイオスフィア不動産 the Inside Stories of Biosphere 3 (ハヤカワ文庫 JA)
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
ユートピア?
2023/08/27 00:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
バイオスフィア。
簡単に言うと「なんでも叶う家」
その内側ですべてが完結するため、
仕事がなくなり、
金銭がなくなり、
国家が形を為さないセカイ。
5つの掌編で綴られるのだけれど、
この世界がもし実在したらどういうことが起こりうるかを
余すところなく表現していて、
なおかつ主人公たちの行方を示す巧みな構成だった。
周藤さんの書くシリーズはどれも中心に歪な愛があったように思うけれど、
こういった話もあるとなるとますます目を離せない。
紙の本
僕は住みたいとは思わないけどね
2022/12/20 22:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yukiちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
カバーイラストは、主人公の「ユキオ」です。
もう、人間ともサイボーグとも言えないおっさんが、なんでセーラー服着てボウリングの玉みたいな頭してるのかは置いといて(置いとくんかい!)、この物語のキモは、バイオスフィア住宅である。
なんぼ完結住居といえ、世界中の人間がすべてスフィアの中で暮らすことはないと思う。
また、アレイのような極端な閉所恐怖症ってのも、いささか無理があるのでは。
スフィア住宅のクレームってのも、何かしっくりこないんだよね。
まあ、それらの全ては置いといて(また置くんかい!)、人間が増えすぎたこの世界をもとの自然に戻すにはバイオスフィアが必要なのかもしれない。
この世界には、人間があまりに多すぎる、今の世界人口の半分くらいがちょうどいいのでは?
そんなことを思ってしまった。