華月堂の司書女官 後宮蔵書室には秘密がある【電子特典付き】
著者 桂真琴（著者） , 村上ゆいち（イラスト）
本好き少女・白花音は、父に花嫁修行をすると嘘をつき、後宮蔵書室・華月堂の司書となる。しかし着任早々、鬼上司や美形宦官（？）らに振り回される毎日！おまけに、「探してほしい本...
華月堂の司書女官 後宮蔵書室には秘密がある【電子特典付き】
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商品説明
本好き少女・白花音は、父に花嫁修行をすると嘘をつき、後宮蔵書室・華月堂の司書となる。しかし着任早々、鬼上司や美形宦官（？）らに振り回される毎日！おまけに、「探してほしい本がある」と秘密の依頼を受けてしまって――？持つ人は身を滅ぼすという呪本『花草子』をめぐり、花音は後宮に潜む陰謀と、呪本の「本当の意味」に迫っていく！第20回小説大賞〈奨励賞〉受賞作。WEB発・中華お仕事ファンタジー！電子書籍には、花音と紅の日常を描く特別番外編『春時雨』を収録！紅がいつも着ている衣をめぐって、花音の妄想はふくらんでいき・・・・・・。
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気軽に楽しめる
2023/08/26 09:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：owls - この投稿者のレビュー一覧を見る
さくっと読めて、気軽に楽しめました。ヒロインの性格がいいなと思います。ただ、ひとつ、恋愛面は、え、もうそっちに決定…？と、少し残念な気も…。
双子ヒーローのヒロインとりあいが好きなら
2023/01/20 02:05
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本が好きすぎて結婚したくない主人公は女官試験を受けて後宮の司書女官になる。
そこで花草子という呪本と双子皇子の皇位継承を巡る陰謀に巻き込まれる話。
主人公の前向きで世話焼きでがんばりやな性格は良かった。
でも双子の皇子がヒロインをとりあう展開はわりと地雷なのでがんばって最後まで読んだだけ私は努力した。
次巻は読めそうにない。
そういうのが好きな人は楽しめると思う
ある意味衝撃作。
2023/01/25 08:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：ミナレット - この投稿者のレビュー一覧を見る
一読後、これはないわ、と苦々しく感じた。
以下、一部ネタバレあり。
とびきり書物が好きな女の子という主人公の設定にふさわしく、秘中の秘として隠されてきた書物の真相を明らかにした。
そこまではいいとして、その書物を処分する展開に落ち着くのが、往年の本好き少女としてはどうしても受け容れられなかった。
毒草絡みだから放置できない書物ではあるものの、司書が書物を物理的に抹殺するのが信じられない。
何となれば、焚書とは作者や編纂者の思想を断固として否定し、後世に残すまいとする象徴的な処刑なのであるから。
それを相応の葛藤もなく実行する主人公が怖い。本当に書物が好きなのか、この人？
恋愛要素？文章力？そんな観点は書物抹殺の衝撃で吹き飛んだ。吹き飛ぶ程度のものでしかなかったとも言える。
この上ない読後感の悪さで星０としたいがhontoの仕様でやむなく１とする。
