- 販売開始日: 2022/12/06
- 出版社: 岩崎書店
- ISBN:978-4-265-05452-7
なんでも魔女商会 お洋服リフォーム支店
著者 あんびるやすこ・作・絵
森の中にすてきなお店をみつけたナナは思わず入ってみます。そこは洋服屋でした。お客さんは人間ではなく、森の動物たちでした。心があったかくなる童話。
なんでも魔女商会 お洋服リフォーム支店
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好き
2016/01/31 23:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
人気のあるシリーズでわたしも大人ですが好きです。
女の子は好きではないでしょうか。
人間の女の子と魔女の女の子がいろいろな依頼人の服をリフォームしていき、1話1話すてきなお話です。
とても素敵なお話です。
2016/01/18 18:11
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投稿者:るりぴーのママ - この投稿者のレビュー一覧を見る
20巻も続いている大人気シリーズの第1巻です。主人公の人間の少女ナナと、おさいほい魔女シルクが出会い、洋服のリフォームにかかわる物語が展開されます。ここで語られている出来事や、そこから得られる気付きは、日常生活のなかでも大切にしたいことで、読み終えた後、心が温かくなります。
ツンな魔女
2024/08/21 22:37
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投稿者:とりまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
田舎に引っ越してきたばかりのナナ。
学校で友達が出来なくてしょんぼりしていたけれど、ある日学校の帰り道で素敵な家を見つけて…。
「ムーンヒルズ魔法宝石店」が良かったのでこちらも読んでみました。
セレニティスみたいにツンな感じの魔女シルク。最初は印象が悪いのもセレニティスと同じかも?
魔法宝石店でお代を受け取ってる様子がなく?と思っていましたが(請求書は出せと言ってますけど)、
もしかしてこのお話のように「困った時に助けてもらう」相互扶助で成り立っているのかも。
イラストも同じ方で可愛いです。
「魔法宝石店」よりは幼い子ども向けという感じですが、読んでみようと思います。
本当にお店にご用がある方だけが、本当にご用がある時だけ見つけられる「なんでも魔女商会」そこに迷い込んだ人間の女の子とおさいほう魔女シルクのちょっと素敵な物語です。
2004/02/20 20:27
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投稿者:作務 - この投稿者のレビュー一覧を見る
転校してから一週間、まだ友だちのできないナナが帰り道の森でみつけた、古いレンガの家には「なんでも魔女商会 お洋服リフォーム支店」の看板がかかっていました。ドアを開けてそーっと入ってみると、いろいろな色の糸や布、ビーズやボタンがいっぱいつまったビンが並んだ棚、天井からはリボンがつるされたきれいなお店です。「あんたのご用はなに?」声をかけてきたのはツンとすましたおさいほう魔女、シルクでした。驚いているナナに「どうぞお座りください。当店ではお客様にお茶をお出しするのがきまりですから・・・」エプロンをしたねこ、コットンがお茶を運んできます。「ニンゲンが何のごよう?」もう一度聞かれて「前を通ったらつい入りたくなって・・・。」と言うナナに二人はびっくり、本当に用のあるときだけ見つけられるはずのこのお店、用も無いのにどうしてみつけられたのかしら?
その時、トントンとちいさなノックの音がして、ねずみたちがいつも親切にしてくれるくまさんのためにドレスを作ってほしいと、黄色い小さなドレスをもってきます。「このお洋服は小さすぎてどう直したって、くまさんにはきられないと思うわ・・」「残念ですがおひきとりください」そう言うシルクやコットンに「魔法で大きくしてあげればいいのに、材料だってここにいっぱいあるじゃないの」とナナは言います。コットンは「新しい材料ばかりで作ったのでは『リフォーム』にならないのでございます。」「魔法で作ったものは安物とされています。」かわいそうなねずみたち何か言い方法はないかしら?
ナナは悲しそうに帰っていくねずみたちを追いかけてなぐさめますが、どうしたらいいかわかりません。でもいいこと思いついたんです。ヒントはねずみは家族が多いってこと。どんなドレスが出来るのか?楽しみでしょう。
金色のキャップのようなゆびぬき、すずらんの花の入った霧吹き、裁縫道具も素敵です。
何か事件が起こるわけでもなく、魔法だってほんの少し、何てことないお話ですが、読んだ後なんかホッとするような、心があったかくなるような、そんなお話です。小学生の女の子(男の子でも?)なら誰でも楽しめそうだし、装丁も可愛くて手にとってもらえそうです。
そして、「らいねんは、ナナもつくってみない・・・」何だか続きがありそうな終り方なんです。ナナとシルクのお話もたのしみだけど、「なんでも魔女商会」お話の中に「お仕立て支店」は出てきたけれど、他にどんな支店があるんでしょうね。それも知りたい気がします。
☆☆
(作務/図書館の学校・児童書選書委員会)