1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆう - この投稿者のレビュー一覧を見る
マイ・プレゼントにつづき最高だった。
絵もきれいだし、それにリンクしてるかんじで青山先生のショート・ショートがあって癒される
最後の手紙の部分が好き。マイ・プレゼントの最後の手紙のお返しみたいで、マイ・プレゼントも持ってきて一緒に読み返しながら読みました。
読んでいるだけでほっとする一冊。マイ・プレゼントと一緒に読むのもおすすめ。
紙の本
水彩世界と暖かい文章
2023/07/15 15:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みつる - この投稿者のレビュー一覧を見る
マイ・プレゼントに引き続き
水彩作家のU-kuさんと、青山美智子さんの
コラボ 作品です。
こちらの文章も、前作に続き
心に刺さるものばかりでした。
また、添えられている絵も美しく
絵の中に、ちょこんと登場している
小さな女の子がかわいらしくて
心がほっこりします。
文章に合わせて、文字の構成がされていて
一見、読みにくくもあり、
そのわざと読みにくくさせているところが
文章を目で追うという行動につながり
より、作品を面白くさせていました。
個人的には、マイ・プレゼントの方が好みですが、
もしかしたら、私が寒色系の色が好きだったからかもしれませんね。
巻末の手紙は、赤と青とエスキースにつながっているのでしょうか…。
こちらの一冊でも十分満足できますが、
ぜひ、前作の、マイ・プレゼント、そして
赤と青とエスキースも一緒に読むと
より、話の海に浸れる感覚がしました。
"お手本は、いらない。
マニュアルもアベレージも、役には立たない。
誰かの顔色をうかがうことなく
誰かのせいにすることもなく
私は私の愛する人生を生きる。"28頁
"体が言うことをきかないって、間違っていた。
私が、体の言うことをきいていなかったんだ。"31頁
紙の本
大人の絵本
2023/02/10 20:01
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
想像力を掻き立てられる美しいイラストと、詩的な短編の大人の絵本的な一冊。
優しく勇気づけられる。短時間でサラーっと読める。
紙の本
好みが分かれる
2023/08/16 14:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
絵と詩の合作本。
前作マイ・プレゼントと同様。
好きな人は好きだろうけど、じゃない人には完全に物足りないだろうな。
投稿元:
レビューを見る
特定の誰かに宛てた感謝の気持ちや愛する思い。
まるで細胞に語りかけているような時もあったり。
きっともっと深く読み解く事が出来たなら、この本の良さをもっと知る事が出来たと思う。
投稿元:
レビューを見る
前作に引き続き満足感の高い本だった!!
読者に想像させてくださる本って素敵だと思います。
個人的には脈々との中の一つ"誕生“が刺さりました‥
投稿元:
レビューを見る
青山美智子さんとU-kuさんの共作第2段、個人的に前作「マイ•プレゼント」より好きです。
巻頭の「待ちに待った明日」から引き込まれていました。
そして「Dear...」
心の中の孤独に寄り添ってくれる温もりを感じ、巻末の「晴れの日に」...
読む人によって受け取り方、感じ方は様々だと思います。
U-kuさんの温もりを感じる赤い水彩画の挿絵と、そこに添えられた青山さんの言葉。
ステキな一冊に出会えました。
Description
内容紹介
頑張るあなたに、大切なあの人に――「癒し」と「元気」をプレゼント。
2022年本屋大賞第2位『赤と青とエスキース』の著者と装画家が贈る、大好評アート×ショート・ショート第2弾!華やかな赤い水彩画と心動かす物語を48篇、オールカラーで収録。
本書は、新進気鋭の水彩作家・U-ku(ゆーく)氏のアートから受けるインスピレーションを手掛かりに、ハートフル小説の旗手・青山美智子氏が短い物語を綴った特別な作品集。
美しい絵画と優しい言葉のコラボレーションが、あなたの心にそっと寄り添ってくれるはず。
日々を懸命に生きる自分へのご褒美にも、大切な人への贈り物にも最適な一冊です。
【目次】
●ソフトランディング
●切って貼って
●脈々と
●晴れの日に
著者について
青山美智子
1970年生まれ、愛知県出身。横浜市在住。
大学卒業後、シドニーの日系新聞社で記者として勤務。2年間のオーストラリア生活ののち帰国、上京。出版社で雑誌編集者を経て執筆活動に入る。
第28 回パレットノベル大賞佳作受賞。デビュー作『木曜日にはココアを』が第1 回宮崎本大賞を受賞。『お探し物は図書室まで』が2021年本屋大賞2位に、『赤と青とエスキース』が2022年本屋大賞2位に選ばれる。他の著書に『鎌倉うずまき案内所』『ただいま神様当番』『月曜日の抹茶カフェ』『マイ・プレゼント』(U-ku氏との共著)『月の立つ林で』など。
U-ku
1989年生まれ、兵庫県出身。横浜市在住。
独学で絵を描き始め、幼少期に2年間のアメリカ生活を経験。上京後、画材店での勤務を経て作家活動を本格化する。2016年、銀座にて初個展を開催。2021年、「第3回日本文藝アートコンペティション」最優秀賞、「2021美の起原展」奨励賞、「イタリアARTEDESIGN VENEZIA」準グランプリなどを受賞。現在、水彩作家として活動中。著書に『マイ・プレゼント』(青山美智子氏との共著)がある。
投稿元:
レビューを見る
青山美智子さんによる、優しい言葉の数々。現代の詩集を読むのは初めてだったけど、よかった。心に染み渡っていく。ここにエピソードがつくと、もっと良いものができるのかも、と短編集への思いが膨らむ。
p.18 ただ、あなたに笑って欲しくて
あの静かな森まで手をつないでいこう。少し暗いけど、怖がらないで大丈夫。私がちゃんと案内するからね。2人にしかわからない言葉で話して、2人にしかわからない風景を目にして、2人にしか聞こえない音に耳を傾けて。
あなたの抱えているそのしんどさが、笑い声に変わるまでそばにいるから。決して手を離さないから。
p.34 祈
祈りは、何かを達成するためではなく、想いをつなぐためにあるのかもしれない。
どうにもならない恐れの中で、私たちは己の無力さをつなげてしまうけれど、人間に授けられた、素晴らしい能力を私は改めて讃えたい。本当にすごい。祈ることができるなんて。自分じゃない、誰かのためにそんなことができるなんて。
p.55 Me in myself
嫌なことを繰り返し思い出してしまうのは、それが間だと脳が完治し続けていて、逃げなくてはと計画しているのだろう。無害だと教えてあげないと終わらない。大丈夫だよ。毅然として、そこにいて良い。あんな事はもうこれからの私を損なったりしないから。
p.103 Dear...
穏やかな思い出ばかりじゃないけれど
あの日の衝突さえも愛情だと感じられた。
ひとりしかいないあなたとひとりしかいない私が共に過ごせる時間のきらめき。
毎晩、眠る前のあなたに伝えたい。
一日一日、どの日も飛ばすことなく生きてきた今日のあなたはこれまでで1番素晴らしいと。
p.106 だからこれから、ちゃんと話をしませんか。どれだけ気をつけていても、僕たちは、良い街があったり、気持ちがあったり、思い違ったりするって、そんなことを承知の上で、顔を合わせて言葉を交わしませんか。
投稿元:
レビューを見る
『赤と青とエスキース』、『マイ・プレゼント』に続く、青山美智子さんと画家のU-kuさんのコラボ作品。『マイプレ』が青なら『ユアプレ』は赤だ。
基本的には見開きで片側に青山さんの文章(ポエムと言っていい)、片側にU-kuさんのイラストが配されている。48篇で構成されていて、『エスキース』に関わる作品もあった。
どれも短いし、薄い本なので読了までさして時間はかからなかったが、まさに至福の一時。前作同様タイポグラフィも凝っていて、思わずニヤリとした。
サイン会には行かなかったけれど、ネットでサイン本を見つけて購入した(^o^)。
※【Amazon.co.jp限定】ではないので、このタイトルはなんとかしてほしいな、運営さん。
投稿元:
レビューを見る
マイ・プレゼントの続編のようなユア・プレゼント。
どちらにも書かれている最後の手紙にはやっぱり繋がりがありました。
「影を書く」がお気に入りです。
赤と青とエスキースから、マイプレゼントから、ユアプレゼント。これは3作品でひとつです!
投稿元:
レビューを見る
前作のマイプレゼントはその名の通り自分を励ますために、自分のために。このユアプレゼントは誰かに向けて、誰かを励ますために作られた内容だった。
投稿元:
レビューを見る
一冊の中に48篇ありどれも心温まる。
特に「ただあなたに笑ってほしくて」を読んだら来年から中学生になる娘が辛そうに見えたら渡してあげたい本だなと思いました。
ページごとにあるアートもとても素敵で好みで何度も読み返したくなるショート・ショートです。
投稿元:
レビューを見る
青山美智子さんの優しい言葉たちとU-kuさんの赤を基調とした美しい水彩アートに癒されました。
誰かの顔色をうかがうことなく
誰かのせいにすることもなく
私は私の愛する人生を生きる。
光が見えなくなってしまったときは
あえて暗闇に身を置いてみる。
燦々たる太陽や、きらびやかなネオンに消されてしまいそうな繊細で清らかな明るさがそこで際立ち静かに答えを教えてくれるだろう。
その大きな手と手は
包み込むようにして光を受け止めた
宇宙に響き渡るほどの
迸るエネルギーを携えて生まれ落ちたのに
こんなに気高い生命力を持っていることを
人はすぐに忘れてしまう
大丈夫 大丈夫だよ
そこに今あなたがいることがすべての正解
胸張って
堂々としていればいいんだ
全部の言葉が癒しをくれますが、上記は一番印象に残ってる言葉です。
疲れた心にそっと寄り添ってくれます。
手元に置いておきたいし、大切な人にも読んでほしい作品です。
投稿元:
レビューを見る
2023年初購入☆
挿絵も素敵。書き方も素敵。自分の手元に置いておきたい本だけど、大切な人に伝えたい表現があったので、プレゼントしてみようかな。
マイ・プレゼントも見つけたいな。
大切な人に、気になるページに自分の感じた事をメモで書いて渡してみた。
そしたらいたく感動してくれ、でも、「このページだったからこう思うな。」とか「ここは自分はこう思う。」ってところがあったんだ、と言っていて、「今度は自分が書いてみようかな。」と言ってくれた。その気持ちだけでも嬉しい。
プレゼントしたつもりだけど、もしかしたら本を通じて感情の行き来があるかもしれない。そんなことができるなんて、ちょっと感動。
投稿元:
レビューを見る
読み終わったあと、前向きに生きたいと思わせてくれる作品です。大切な家族や好きな人に感謝の気持ちを伝えたくなりました。「大丈夫、大丈夫だよ。そこに今あなたがいることがすべての正解」という台詞が印象的。