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- カテゴリ:一般
- 販売開始日: 2022/12/21
- 出版社: 青弓社
- ISBN:978-4-7872-9237-7
読割 50
電子書籍
構造としての語り・増補版
著者 小森 陽一
文学作品の作者とは何者であり、読者とは、また何者なのか。〈作者〉と〈読者〉の相互作用としての〈書く〉ことと〈読む〉ことを捉え返すことを通じて、エクリチュール(文字表現)の...
構造としての語り・増補版
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構造としての語り 増補版 (青弓社ルネサンス)
商品説明
文学作品の作者とは何者であり、読者とは、また何者なのか。
〈作者〉と〈読者〉の相互作用としての〈書く〉ことと〈読む〉ことを捉え返すことを通じて、エクリチュール(文字表現)の文字の連なりのなかに埋もれた意味やイメージをたどる。近代文学研究の泰斗のデビュー作を増補して復刊。
宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』を呼び水にして、近代小説を築き上げた二葉亭四迷の『浮雲』や坪内逍遥『小説神髄』、森鴎外『舞姫』、夏目漱石『坊っちゃん』、さらには横光利一『蝿』、にいたるまでのさまざまな作品を、クリステヴァやボードリヤール、バルトらの文学論も援用しながら多元的で重層的に読み込み、近代日本文学の〈語りの構造〉を解明する記念碑的な論文集。
目次
- 第1部 構造としての語り
- 第1章 近代小説と〈語り〉
- 1 小説言説(ルビ:ディスクール)の生成
- 第2章 近代的〈語り〉の発生
- 1 葛藤体としての〈語り〉――『浮雲』の地の文
- 2 〈語り〉の空白/〈読者〉の位置――他者の原像
- 3 物語(ルビ:ストーリー)の展開と頓挫――『浮雲』の中絶と〈語り〉の宿命
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