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平安後宮占菓抄 恋より甘いものが欲しい占い師、求婚される
著者 藤宮彩貴(著者) , AkiZero(イラスト)
幼い日。婚約の儀に縮こまっていた実瑚の記憶に残るのは、緊張をほぐす甘いお菓子と、差し出された親王様のふくよかな御手。月日は流れ、実瑚はお菓子作りが好きな、やんちゃな姫とな...
平安後宮占菓抄 恋より甘いものが欲しい占い師、求婚される
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商品説明
幼い日。婚約の儀に縮こまっていた実瑚の記憶に残るのは、緊張をほぐす甘いお菓子と、差し出された親王様のふくよかな御手。月日は流れ、実瑚はお菓子作りが好きな、やんちゃな姫となっていた。 苦手な占いの勉強をした、ある日の帰り道。実瑚は通りすがりのお屋敷に橘の実を見つける。そこへ現れたのは見目麗しい青年“橘の君”。どこか懐かしい彼に橘の実を使った甘味を振る舞うと、宮中に住むという彼の父にも食べさせてほしいと請われて・・・・・・? 運命の再会に誘われ、実瑚の占いとお菓子作りが宮廷の闇を暴く!
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紙の本
あまりにもツッコミ所が多すぎる
2023/07/31 23:35
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
幼い頃の婚約の儀でヒーローに砂糖をもらったことから甘味にハマり、自分で採蜜したりしながら甘味を作ってきた貧乏占い師の主人公。
婚約者との再会をきっかけに、宮中での騒動に巻き込まれていくのを占いやらで乗り切っていく話。
もうどこからツッコめばいいのか。
親王と婚約していて「宮中が縁遠い」とか「占いしか学んでない」「本家と養子縁組したけど貧乏実家住まい」とまず環境にハァ?だし、何度注意されても言葉遣いやら横柄なまま。文章はリズムが悪くて読みづらい。
妹姫は主人公に嫉妬するあまり、愛する父と兄を貶め敵に塩を送る有様。
挙句、その妹姫へ「いつも上から目線だし、一回くらいざまぁしてみたかった」とのたまう主人公。
上から目線って、ほぼ庶民な主人公と違って妹姫は内親王で実際に身分から何から上の立場だし、転生者でもないのにざまぁっていうな。
幼少期のエピソードも、主人公がヒーローに惹かれた理由はともかく、ヒーローはなんでそんなに主人公に執着するようになったのか謎。
平安時代という設定のわりにだいぶ主人公が適当で、周囲もそれを許していて、身分差やらを指摘する妹姫は悪役のよう。
なんで平安時代にしたんだろ。
書きたい内容と合ってないのでは?
あと、序盤で出会った青年が婚約者だと気付かなかった主人公に「自分から思い出して気付いて欲しい」と正体を告げずにいて、父親にもそういう話をした直後に事態が急変したとかでもなく本当に唐突に自分から「私が婚約者です」と明かすヒーローの思考回路も謎すぎる。
身分の低い主人公が礼儀知らずだからタメ口で、身分の高いヒーローが主人公へ敬語っていうのも不思議だ。
なにもかもツッコミ所ばかりで疲れちゃった。