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馬の首風雲録
著者 筒井康隆
「馬の首」と呼ばれる暗黒星雲には、犬に似た知的生物が住む星があった。ところがここで戦乱が勃発、戦闘は急激にエスカレートしていく。この機に乗じてひと儲けをたくらむ行商人「戦...
馬の首風雲録
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馬の首風雲録 (徳間文庫 トクマの特選!)
商品説明
「馬の首」と呼ばれる暗黒星雲には、犬に似た知的生物が住む星があった。ところがここで戦乱が勃発、戦闘は急激にエスカレートしていく。
この機に乗じてひと儲けをたくらむ行商人「戦争婆さん」もその波に呑まれ、4人の息子たちがひとり、またひとりと戦渦に巻きこまれていく。
彼らの運命は、一大宇宙戦の趨勢を決定づけることになるのだが…
犬に似た知的生物が住む星を舞台に、戦争の全てを作品に叩き込んだ筒井康隆の第2長篇。戦争小説の傑作、待望の復刊。
(イラスト 信濃八太郎 解説 成田悠輔)
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紙の本
タイトルが良いですね
2024/01/25 15:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦争の混沌さを体験できる作品です。カタカナが多数出てくるので、混乱しますが、それでも、戦争が人の欲や残酷さ等の本性を暴き出していることをバタバタさや滑稽さを通じて描いているのが、この作品の醍醐味だと思います。
紙の本
こんなもんかな
2022/12/31 09:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yukiちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルだけは昔から知っていて、いつか読んでみたいなと思っていた本です。
感想は、「やっぱり、こんなもんかな。」てとこ。
結局はいつもの(ていうか発表時期から見て、これが基本形なのか)筒井節でした。
戦争ばあさんの子供たち、それぞれが時代を引っ張る人物に育ってるじゃない。
何にせよ、ロシアの戦争犯罪が進行形の今、「戦争は止めようよ」というメッセージが伝わる大人の童話です。