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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2023/05/25
  • 販売終了日:2024/03/31
  • 出版社: 岩波書店
  • ISBN:978-4-00-023493-1
一般書

電子書籍

ショック・ドクトリン 惨事便乗型資本主義の正体を暴く 上

著者 ナオミ・クライン(著) , 幾島幸子(訳) , 村上由見子(訳)

戦争,津波やハリケーンのような自然災害,政変などの危機につけこんで,あるいはそれを意識的に招いて,人びとが茫然自失から覚める前に,およそ不可能と思われた過激な市場主義経済...

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ショック・ドクトリン 惨事便乗型資本主義の正体を暴く 上

税込 2,860 26pt
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商品説明

戦争,津波やハリケーンのような自然災害,政変などの危機につけこんで,あるいはそれを意識的に招いて,人びとが茫然自失から覚める前に,およそ不可能と思われた過激な市場主義経済改革を強行する.アメリカとグローバル企業による「ショック療法」は世界に何をもたらしたか.3.11以後の日本を考えるためにも必読の書.

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みんなのレビュー43件

みんなの評価4.3

評価内訳

紙の本

次に狙われているには、3.11後の日本だ

2012/01/20 04:12

18人中、17人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:良泉 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ハリケーン・カトリーナがアメリカ南部を襲った後、ニューオリンズ選出の共和党下院議員はこう言った。
「これでニューオリンズの低所得者用公営住宅がきれいさっぱり一掃できた。われわれの力ではとうてい無理だった。これぞ神の御業だ」
 東日本大震災により多くの街が奪われ、「きれいさっぱり一掃」させられた惨状を目の当たりにしたばかりのわれわれは、どのような思いで、この言葉を聴けばよいだろう。
 ニューオリンズでは、それ以降、ほんのわずかの「持てる者達」が多くの「持たざる者達」を足蹴にし支配していく構図が一気に進んだ。
 そして、まちがいなく、この日本にも、「今がチャンス」とばかりに狙いを定めている者達が必ずいる。
 本書より。
『危機に直面した国民は、魔法の薬を持つと称する者には誰にでも多大な権限を進んで預けるということをよく理解していた。その提唱者たちが有権者に、自分たちの世界観がいかに優れているかを説明したわけではない。彼らは危機から危機へと巧妙に渡り歩き、経済的緊急事態における人々の絶望感を利用して、誕生して間もない脆弱な民主主義政権の自由を奪うような政策を強引に推し進めてきた。』
 ミルトン・フリードマンを仰ぐ新保守主義者達は、世界各地で「公共領域の縮小」「企業活動の完全自由化」「社会支出の大幅削減」を目的に、政治活動を行ってきたが、その突破口として「経済的緊急事態における人々の絶望感」が付け狙われた。
 その戦略は、すでにフリードマン著「資本主義と自由」の序に示されていた。
『現実の、あるいはそう受けとめられた危機のみが、真の変革をもたらす。危機が発生したときに取られる対策は、手近にどんな構想があるかによって決まる。われわれの基本的な役割はここにある。すなわち既存の政策に代わる政策を提案して、政治的に不可能だったことが政治的に不可避になるまでそれを維持し、生かしておくことである』
 まさに、新保守主義者達は、構想をうちに持ちつつ来る「現実の危機」を“待ち望んで”いたのだ。
 しかし、彼らが押し進める新保守主義が創り出したものは、「ひと握りの巨大企業と裕福な政治家階級との強力な支配同盟」でしかなかった。
 本書上巻では、現実に新保守主義者達に狙われ餌食とされた実例が示される。
 スハルト民主政権打倒後のインドネシア、ピノチェト将軍によるアジェンデ民主政権打倒クーデター後のチリ。
 しかし、驚くべきことに、新保守主義者達が“仕事を成し遂げた”のはこれら全体主義的政権においてのみではなかった。自主管理労組連帯の組織力が強化された後のポーランドやアパルトヘイト政策から脱却した南アフリカにおいても、民主的な政権がことごとく彼らの罠にはまっている。
 ついに恐るべきは、その国の政権が確信犯的にこの「現実の危機」を創り出すこととなった。
 大国イギリスにとって、持ち続けることにほとんど意味のないフォークランド諸島に、サッチャーはなぜあれほどこだわったのか。あれだけの戦争(紛争)を起こす意義は何だったのか。
 その後のサッチャー政権の急激な回復とサッチャリズム強化を知っているわれわれは、今になってその意味が納得できる。
 よく知られている中国天安門広場での民主化デモであるが、われわれはその意味をしっかり認識しておく必要がある。
『民衆の抗議運動は、経済改革それ自体に向けられていたわけではなく、改革がフリードマン的な特徴を持っていたことー言い換えれば、急激かつ冷酷無比で、そのプロセスがきわめて反民主的であることに向けられていた。』
 国家による弾圧が、新保守主義者達の思うがままの改革を呼び込んだ。
 ソ連崩壊にいたるロシアの改革への介入もあった。
『ロシアもまた、シカゴ学派の経済プログラムか正真正銘の民主主義革命か、二つにひとつの選択を迫られた。』
 これらの新保守主義的“躍進”に、どこかでストップをかける必要がある。
 再度、本書より。
『新自由主義者のなかにも誠実な人間がいるのはたしかだ。だが、とりわけシカゴ学派の経済学は腐敗を助長しやすいように思われる。収益や欲望を大規模に駆り立てることが、いかなる社会においても可能な限り最大の利益をもたらすという考え方をいったん受け入れると、個人を豊かにするほとんどすべての活動は、それがたとえ自分や仲間だけを利するものであっても。富を生み経済成長を促す創造的な資本主義の活動に貢献するものとして正当化することが可能になってしまうからだ。』
 日本も狙われていることは、絶対に間違いない。

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紙の本

まさに現状そのもの。背が冷えます。

2012/01/26 13:07

11人中、11人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:色鳥鳥 - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書はテレビ番組で池上彰氏がすすめていたので知りました。天災などの悲劇さえある種の政治家にとっては「好機」であると知りたいへんショックをうけました。そして現状。現内閣は増税・TPP・その他「なぜ震災の傷が癒えていない今?」と思うような政策・法案を通すことに躍起、苦しみ・不安のなかにある国民が、まったく見えていないように思われる。私たちはマスコミに絆を煽られながら自国他国の政治家に今しも「利用」されつつある?あまりにも恐ろしい現在進行形の現実です。
本書ではそうした天災だけではなく、戦争やクーデターなど人的な事件の「ショック」に「便乗」し、それがなければ無理だった強引な政策を押し進めていった例をあげています。惨事便乗型資本主義。そういう「政策」が冷酷な方法としてあるのなら、搾取されるかもしれない一国民は、せめてその「汚さ」について学んでおくべきかと感じました。ほんとうに「増税は仕方ない」のでしょうか?腹立たしい限りです。

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紙の本

ショックを与えると とんでもないことに

2023/08/23 21:51

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:清高 - この投稿者のレビュー一覧を見る

1.内容
 「電気ショック療法(ECT)をはじめとする、"特殊な尋問方法"を使った米中央情報局(CIA)の秘密実験」(p.32)というのがあり、電気ショックを与えて「『白紙状態』」(p.40)にして病気を治すとされているが、実際は取り返しのつかないことが起きてしまう。これだけでもおぞましいが、経済政策の分野でも同様のことが起こった。ミルトン・フリードマンを信奉するシカゴ学派の人が、チリやポーランドなどにおいて、為政者と結託して、自由市場経済を押し付けようとした。そういう国では、民主主義は停止され、拷問や拉致も使われた。そして、体制が変わった後は、一部の人(もともと権力の側にいた人、富裕層、多国籍企業)ばかりが潤い、庶民に厳しい結果になる。このような、ショック・ドクトリンの実際を余さず記したものである。

2.評価
(1)もちろん気になるところもある。ナオミ・クラインは、本書を読めばわかるが、ケインズ経済学を信奉している。ケインズ経済学に批判的な人が読めば筆者のレビューと観点が違うかもしれない。

(2)しかし、本書は、フリードマン流の自由市場経済を押し付けるとどうなるかが書かれており、今後の参考になる本である。民主主義は止められ、地元の人は潤わず、一部の人が儲かる一方、自殺者が増える場合があるので、本書に書いているようなことが起こったら慎重に考えるべきであることがわかる。従って5点。なお、『東北ショック・ドクトリン』(古川美穂、岩波書店)や、『堤未果のショック・ドクトリン』(幻冬舎新書)と言った本も出ており、そういったことからも本書は古典的な本になっている。

3.注意
 本書に興味を持ったら、下巻も併せて買うことを勧める。「訳者あとがき」と「索引」は、下巻にしかない。まずは「訳者あとがき」で概要を知り、本書でピンときた言葉があれば、まずは下巻の索引を見た方がいいと思うからである。

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紙の本

ショックドクトリン(上)

2022/08/09 08:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:J.J. - この投稿者のレビュー一覧を見る

惨事便乗型資本主義 アメリカの自由市場主義が世界をどのようにして支配したのかその裏側を暴く。民主主義とはおよそかけ離れた世界が広がっている。

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2011/09/14 08:30

投稿元:ブクログ

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2011/10/04 05:48

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2011/10/18 00:06

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2011/11/11 18:31

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2011/11/18 01:09

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2012/03/11 10:12

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2011/12/12 00:10

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2011/12/06 20:25

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2012/06/17 16:26

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2012/03/13 22:54

投稿元:ブクログ

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2011/12/20 09:13

投稿元:ブクログ

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