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投稿者:sun - この投稿者のレビュー一覧を見る
思春期症候群、ありそうでなさそうなこの現象。咲太と美織にしか見えないサンタクロース。咲太の奮闘が今回も面白いです。
ここまで長かったけど
2023/07/07 16:04
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投稿者:きいたろう - この投稿者のレビュー一覧を見る
次はいよいよ最終章とのこと。
その前哨戦にふさわしく、今まで出て来たキャラクターが総出演し、不穏が最高潮になったところで続く!
早く続きが欲しい。
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青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない
ずっと謎だったサンタクロース
少しその琴線に触れたような気がするが、結局まだ謎は残る。
今回も麻衣さん、咲太の強さにビビる
普通あんなことがわかった段階で引っ込むよな。と
きっと麻衣さんは咲太が、咲太は麻衣さんが助けてくれると信じてるんだろうな。
そういうの本当にいい。
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一度読むと止められず、ハラハラドキドキ一気に読んでしまいました。
次はいつ発売されるのかなあ。
楽しみです♪
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第二部になってから咲太の日常を侵食しているのか全く侵食していないのか判らない『霧島透子』問題
それでも何かしら進展していると思えるのは、この巻で出現した要素がこれまでに咲太が関わってきた思春期症候群の積み重ねであると感じられるから
そう思うとこの巻はそれらの区切りが描かれた巻になったような。まあ、事前に想定していた形とは幾らか違ったけど…
集団催眠のように多数の若者が見た未来と思わしき夢
これは中々の曲者だね。夢なんて本来は自分の頭の中にしかない幻想。でもそれを他の人間が同時に見たとなれば幻想と扱われなくなる。夢は事実として皆が認識してしまう
人々に流布され事実として扱われてしまった噂の厄介さは本作で何度も描かれてきたもの
その中心に謎の霧島透子が居るのだから更に厄介な話
前巻にて示唆された霧島透子の正体
これを単純な意味で受け取っていたのだけど、美東や双葉のコメントに拠って少しずつ認識が変わっていく流れには痺れてしまったなぁ…
岩見沢寧々という人物は霧島透子と名乗った。だから作中の人物達も読者も彼女を霧島透子と扱ってきた。その前提が崩れるなら、彼女は噂に拠って霧島透子に成ったのか、自ら霧島透子に成ったのかという疑問が湧いてくる
霧島透子ではなく岩見沢寧々という人物に迫る必要が出てくる
桜島麻衣など別の人気者登場に拠って立場を失った元人気者。そんな者達が縋ったのが姿の見えない別の人気者か…
霧島透子みたいな人気者を真似てみようとまでは可愛げが有っても、その人そのものに成り変わろうなんて考え始めたら窮屈なもの。そして、窮屈な自我に人気者でなく成った自分は居られない…
大事なものや自分を支えてくれる人との繋がりを失ってまで霧島透子に成ろうとした人々はどうしても哀れに見えてしまう
その意味では捨ててしまった筈なのに、自分を思い出し追い掛けてくれた福山が居た岩見沢寧々という人間はまだまだ捨てたものじゃなかったのだろうな。だから福山を契機に岩見沢寧々として戻ってこれた
なら麻衣を目指してイベントに集っていた無数のサンタクロースが正気に戻れたのも似たような理由なのかもね
突然の事故、流血した男性、「落ち着け」の言葉。それらはショックを与えて自我を揺さ振るには充分すぎる出来事。精神が不安定に成れば真っ先に頼るのは長年付き合ってきた自分という自我
彼ら彼女らにとって見えもしない霧島透子よりも今此処にいる自分に頼った方がとても健全
偶発的なショック療法が結果的に麻衣やサンタクロース達を窮地から救ったわけだ
事前の緊迫感に反してミニスカサンタクロースに始まった一連の異変は一つの着地点を見出したと言えるわけだけど、よくよく考えるとかなりの謎が残ったままな気が…
麻衣や寧々は何故夢を見なかったのか?夢で見た光景は未来かもう一つの可能性の世界か?本物の霧島透子は何処に居るのか?
数々の謎を残したままクライマックスへのターニングポイントと呼べそうな4月1日を迎えるのは正直恐ろしさの方が勝る。本作はこれから何処へ向かおうとしているのだろうね?
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手短に書くと、いろいろ考えさせられることがあって良かった。面白かった。
以下、取り留めのない雑多な感想。
*****
これまでの登場人物が一同に集まったかのように話の中に出てきて、何か青ブタの走馬灯のようなお話に感じた。
あとがきを受けて、遠くない未来にこの物語が終わることに対して、寂しさを覚えると共に、物語の完結を見届けられることに対して嬉しさもあり、半々の気分。
完結を前にして、こんなことを書くのもどうかと思うが、終了後10年ぐらいはこの作品の存在は認識されていると思う。20、30年経ってもまぁ認識されているとは思う。
しかし、その存在を認識している人が全くいなくなるぐらいに遠い未来(例えば100年後)になった場合、誰がその存在を証明できるのだろうか。その時点において記録が存在したとしても、AIによるフェイクが自由に作り出せる世の中、より精巧なものが作り出せるようなはるか未来――自分が体験しなかったものは存在しないものと同義になるかもしれない未来――において、過去にこういった作品が存在していたという記録はおろか、作品自体についてももしかすると実在性に疑問が生じてくるのかもしれない。
確かに存在は何時か消える。記憶は上書きされるし、人の認識というものはあやふやでエラーだらけの不正確なものだ。
しかし、存在に影響を受けた者たちはその影響によって思考を変え、また同時に行動を変えることによって影響を受けた人間が周囲に影響を及ぼすことができる。存在そのものではないが、存在の一部分が断片的に受け継がれて行く。
「ありがとう」、「頑張ったね」、「大好き」の三大好きな言葉が、その体験は各人に認識されていなくても継承されているように。
青ブタに限ったことではないが、作品の完結は作品自体の将来・未来に向かうベクトルを失わせるものかもしれない。だけれども、物語に触れることを通して、長く引きずっていたを思春期の悩みに折り合いをつけるなど、作品に影響を受けた私を含めた各人が、青ブタという物語の断片(作中の登場人物のスピリット・精神など)を周囲への影響という形で必ず未来へと伝え届け、その存在を証明し続けるものと信じている。
まあ要は、実体が存在を証明するのではなく、存在に影響を受けたことこそが存在の証明になると思いました。
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寧々の何者かになりたい。と言う感情はなんとなく分かる。いかにも思春期症候群といった感じだ。自分も若い頃はそんな風に思っていた気がするが、何者にもなっていない自分だけど、まあ悪くなく過ごせていると思う。
そんなことよりも誰かに選ばれるのは幸せなことだ。拓海がいる寧々は良かったよね。
透子の謎もわからないままだけど、思春期が終わる頃に話は終わるのかな。何歳までが思春期と呼ばれるのだろう。
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まず言えるのが、今回も咲太よくやった!!でしたね
大学生になってトラブルがより一層複雑化していったように思えました。
それとこの時期にサンタクロースってある意味"異彩"を放ってました
そして最終章には何が待ってるのでしょうか…
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読み終わってまだ胸がドキドキしている。
これは不安だ。まだ何一つ解決していないのだから。
今回はいよいよミニスカサンタ=霧島透子の物語だと思って読み始めたのだけど、いや確かにそうなんだけど、むしろ岩見沢寧々の物語、そしてもう一人の咲太と言うべき拓海の物語でもあった。
ビックリしたのは霧島透子に関する衝撃の事実。
今までの数巻が全てミスリードだったとは!
これはますます霧島透子の正体が謎めいてしまった。
いったいどう言うことなのだろうか?
ラストの麻衣さんの危機からのドキドキが収まらない。
なぜなら「霧島透子を探せ。麻衣さんが危ない」と言う警告はまだ何も解決していないのだから。
これは次巻までずっと不安だな。
きっと4月1日にまた驚くべき事があるんだ。くう。
どうか穏やかな未来が訪れてくれと祈らずにいられない。
それはそれとして、ブチデビル朋絵最強かよ。
またはるか先までシミュレーションするとは!
あと、女性の主要登場人物で唯一、ここまで思春期症候群に関わっていない美東美織が鍵を握っている気がする。
いやほんとにはやく次巻が読みたい。
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寧々の思春期症候群はずいぶん長く続いていたんだな。半年以上も周りから認識されないなんて気が狂いそう。
会場にいたサンタ姿の人達が皆自分を霧島透子だと思っていたところが引っかかる。前に寧々が思春期症候群を配っていたという描写もどう関わってくるんだろう。
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オーディブルにて。
やっと霧島透子を名乗るミニスカサンタの謎が。
また咲太やまいさんの命の危機かと思ったが、結果あっさり無事で良かった。
個人的にはオーディブルのナレーションが合ってない感じが。
ナレーターとしては上手いし、今までの12冊も違う方々で多少は雰囲気違ったけど、今回は声質的に全体的に元気でアホっぽいキャラに感じて、まいさんの落ち着いた大人の魅力が…。
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このシリーズずうっと読んでいるので最後まで読みきりたい。第一話で意地悪な先輩たちが、主人公「梓川咲太」が後輩の女子中学生とHなことをしたと仲間皆に聞こえるように噂してた時の言葉「俺は童貞だ」と宣言するのところが好き。