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電子書籍
母子草 風の市兵衛 弐[32]
著者 辻堂魁
命あるうちに、おのれの心残りに始末をつけたい。遠い昔、別れの言葉もなく消えた女に、市兵衛は初老の豪商の真心を届けられるのか!? 大人気!感涙の時代小説還暦を前に大店下り酒...
母子草 風の市兵衛 弐[32]
母子草 長編時代小説書下ろし (祥伝社文庫 風の市兵衛)
商品説明
命あるうちに、おのれの心残りに始末をつけたい。
遠い昔、別れの言葉もなく消えた女に、市兵衛は初老の豪商の真心を届けられるのか!?
大人気!感涙の時代小説
還暦を前に大店下り酒屋の主・里右衛門が病に倒れた。
店の前途もさることながら、 里右衛門の脳裡を掠めたのは、若き日に真心を通わせた三人の女性だった。
唐木市兵衛は、里右衛門から数十年も前の想い人を捜し出し、現在の気持ちを伝えてほしいと頼まれる。
一方、店では跡とりとなる養子が、隠居しない義父への鬱憤を、遠島帰りの破落戸にうっかり漏らしてしまい……。
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紙の本
青春賦
2023/11/01 07:52
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
唐木市兵衛の物語というよりは、今回の依頼人の引退を控えた老商人の物語のようだ。若い頃の色恋の想いを整理するために、別れざるを得なかった女性のその後の人生と今をたどる物語だった。振り返れば後悔することばかりだけれど、少しでも今を大切にして、未来に目を向けることが大切だ。