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ナポレオン街道 可愛い皇帝との旅
著者 伊集院静
「戦争と人間」に迫る思索の旅エッセイ。1815年地中海に浮かぶ流刑地エルバ島を脱出したナポレオン・ボナパルトがサン・ジュアン湾に上陸して、再び天下を取るために都パリを目指...
ナポレオン街道 可愛い皇帝との旅
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ナポレオン街道 可愛い皇帝との旅
商品説明
「戦争と人間」に迫る思索の旅エッセイ。
1815年地中海に浮かぶ流刑地エルバ島を脱出したナポレオン・ボナパルトがサン・ジュアン湾に上陸して、再び天下を取るために都パリを目指し進軍した「ナポレオン街道」。現地実際に辿り、ナポレオンの子孫の取材なども交えながら、「英雄」「戦争」とは何かを綴った思索の旅エッセイ。征服者が繰り返し現れるヨーロッパにおいて、プーチンにはなくて、ナポレオンにあったものとは? 貧しいコルシカ島に生まれ、軍事の天才として頭角を現し、皇帝にまで上り詰めたナポレオン。法典を整備し、道路やルーヴル美術館、競馬の基礎を作るなど、数々の偉業を成し遂げながらも、ワーテルローの戦いに敗れ、セント・ヘレナ島に流され、孤独な最期をとげた。「英雄」の一生を紐解きながら「戦争と人間」の本質に迫る。当時の貴重なカラー写真も16ページ収録。27年前に週刊ポスト誌で連載していた「ナポレオン街道」(1996年7月26日号~1998年2月13日号)に加筆、修正して編集したもの。
※この作品はカラーが含まれます。
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紙の本
フランスとイギリス
2024/02/22 09:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
フランスは、産業革命が起こるまで、ヨーロッパ最強の国だった。今でもヨーロッパの社交界の人たちはフランス語が話せることがマナーの一つになっている。このフランス語を英語が追い抜いたのは、フランスがイギリスとの植民地争いに敗れたからだ。7年戦争である。イギリスがヨーロッパの大国、フランスに勝てたのは、一つは、イギリスが産業発展を国政として推進し、国力をつけることに専念したからだ。二つめの理由は、植民地に渡っていたイギリスからの移住者がフランス人移住者より遥かに多かったからだ。三つ目は、フランスは、世界における自国の威信を保つことが国政の第一義だったことである。フランスが考える世界とはヨーロッパ大陸だった。だからフランスは、陸軍に軍事費のほとんどを費やした。それに対してイギリスは、植民地政策を第一義として海軍の育成に力を注ぎ、それが戦争の勝敗を決めた。
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伊集院さん
2023/12/07 22:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マー君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
無頼派の伊集院さん。其の実、心優しい筋を通す人。伊集院さんの作品はいくつか読んでいたが、本作品は30年以上前のエッセイ。南仏はあまり行っていないので、この作品を読んでいたらなと思う。