騎士団長アルスルと翼の王
著者 鈴森琴(著)
人間を滅ぼすほど危険な人外、六災の王討伐をかかげる鍵の騎士団。率いるのはかつてレディ・がっかりとよばれていた前皇帝の娘アルスルだ。新皇帝の要請を受けた騎士団は、六災の王の...
騎士団長アルスルと翼の王
商品説明
人間を滅ぼすほど危険な人外、六災の王討伐をかかげる鍵の騎士団。率いるのはかつてレディ・がっかりとよばれていた前皇帝の娘アルスルだ。新皇帝の要請を受けた騎士団は、六災の王の一体である隕星王の眷属、ワシ人外との戦いで疲弊した城郭都市アンゲロスの救援にむかう。一方、アルスルの護衛官となったルカは、アルスルへの恋心を抱きつつも、身分のちがいから想いを告げられずにいた。ところがアンゲロス公爵と対面した晩、ルカはとても奇妙な双子の夢を見たのだった。変わり者の少女の成長と戦いを描く、人気の『皇女アルスルと角の王』続編。/解説=乾石智子
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まさかこんなすぐに恋愛面の進展があるとは
2023/11/22 15:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
人外類似スコアが高い(人より獣に近い)元皇女アルスルが人外王達を打ち倒して英雄となる物語。
天空の城郭都市でネコ人外達と共に戦う公爵の元へ救援に向かい、ワシ人外と戦う2巻目。
アルスルの護衛官だが孤児出身のせいで侮られるルカとの身分差の恋がこんなに大きく進展したのもびっくり。
人の心がわからないアルスルがルカに「言われないとわからない」というシーンがあったけど、それは互いにそうなんだよね。
アルスルも言葉にしないといけないんだけど、そこまではよくわかってない感じ。
いや、最後にはわかったんだろうか?
ルカの恋敵として登場したノービリス皇子とその相棒の高貴なイヌ人外アガーテも良いキャラだったなぁ。
前巻で出てきた叔父のバドニクスが結構好きだったうろ覚え。
今回出てこなくて残念。
続刊が出ないかも、と思っていたけど、どうやらアルスルが六災の人外王達と戦って皇帝に至るまでの話らしいので、あと四体と戦うまでは続きを期待しても良さそう。
ルカとのロマンスはすでに決着がついた上最後に王配になる未来まで描かれたけど、残りの四体ではどんな問題と成長が描かれるのか楽しみだ。