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カトリと霧の国の遺産
「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズの廣嶋玲子先生も絶賛!!――この本は19世紀の英国への招待状。霧と石の街に吸いこまれ、心を虜にされます!第62回講談社児童文学新人賞佳作...
カトリと霧の国の遺産
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カトリと霧の国の遺産
商品説明
「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズの廣嶋玲子先生も絶賛!!
――この本は19世紀の英国への招待状。霧と石の街に吸いこまれ、心を虜にされます!
第62回講談社児童文学新人賞佳作『カトリと眠れる石の街』のシリーズ第2作!
★主な内容
舞台は19世紀後半のスコットランドの都市、エディンバラ。
カトリが博物館で働くことになってから半年がたったある日、博物館に大量の寄贈品があった。
寄贈主は、ジョージ・バージェスという古物収集家で、彼は生前、自分のコレクションをけっして人には見せなかったという。
コレクションの整理をするカトリは、寄贈物のどれもが「ネブラ」という国にまつわるものだと気が付くが、博物館の研究者を含め、だれもそのような国を知らないという。
この寄贈物は、歴史的な新発見につながる本物なのか? 偽物なのか?
寄贈物の真偽が明らかにならないまま、博物館ではバージェスの寄贈物を集めた特別展が開催されることに。
しかし、この特別展に訪れた人は、次々に行方不明になっていくようで……。
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紙の本
『カトリと霧の国の遺産』
2023/11/28 20:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
なくなったバージェス男爵からの寄贈品が展示された博物館で行方不明者が続出
博物館に研究助手として勤めながら勉強をしているカトリは、「眠り病」事件で知り合った裕福な家のひとり娘リズとともに失踪事件を調べはじめる
出自も性格も生活様式も異なる2人が協力し、知恵と行動力、推理と機転をはたらかせて明らかになったのは……
19世紀後半のスコットランドはエディンバラを舞台に、中世の霧の街の謎に迫る極上のミステリー
第62回「講談社児童文学新人賞」(2021年)佳作を改題・改稿して単行本化した『カトリと眠れる石の街』の続編、2023年9月刊
「でもな、俺たち、しがない人間にできることは……、気高くあることだけだ。つらい選択や先の見えない道を、かぎられた頭と魂で選びとることだけ、それだけなんだ」
時代の制約の中でもがき、考え、学び、行動していく少女たちの成長物語でもある
ちなみに、著者プロフィールによると一橋大学卒業、エディンバラ大学修士課程修了とのこと
そこに暮らした経験が生かされたのだろう、19世紀後半のエディンバラの街と人がくっきりと目に浮かんでくる
紙の本
今回のテーマは児童書向きでとてもいい
2023/11/09 01:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作の眠り病事件後、博物館で働けることになったカトリ。
博物館では亡くなった男爵から寄贈されたネブラという街の品々の展示がはじまり、何故か行方不明者が数人現れる事件が起きる。
勉強が上手くいかず先行きの不安を抱えたカトリもまた霧の街に招かれる。
エディンバラを舞台にしたファンタジー第2弾。今作も面白かった。
特に前作でバディとして行動したカトリとリズが、今回はそれぞれ別々に動きながらも事件を解決に導く流れが良かった。
カトリの不安は誰もが抱えるものだと思うし、そういう意味では共感性も高くていい。次作も期待する。