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ゆうれい猫と魔術師の少年
ご町内のアイドル猫だったふくこさん。幽霊になった今も、みんなから愛されています。ある日、甘い香りに誘われて一軒の家にたどり着くと、たちまち鳥かごにとじこめられてしまいまし...
ゆうれい猫と魔術師の少年
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商品説明
ご町内のアイドル猫だったふくこさん。幽霊になった今も、みんなから愛されています。ある日、甘い香りに誘われて一軒の家にたどり着くと、たちまち鳥かごにとじこめられてしまいました。魔術師の少年にまんまと術を掛けられてしまったふくこさんが、大ピンチに!
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2024/06/04 09:44
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投稿者:とりまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
ゆうれい猫ふくこさんシリーズ第3弾。
今回は魔術師の少年が出てきます。
子ども向けなんですけど、いい大人も楽しく読んでます笑。
ふくこさんの人柄(猫柄?)が良くて、時々グッとくるんです。人情あるけど、そうすべき時はきちんと叱る姐さん?みたいな。
この巻では魔術師の少年が自分本位な理由でふくこさんを捕まえてしまうのですが、
彼が自分のやらかした事で落ち込んだ時も
「あたしには、司の気持ちが手に取るように分かったね。すべて自分のせいなんだもの。
だからこそ、あたしは何も言わなかった。責めることはもちろん、慰めの言葉も言わなかったよ。
これらはすべて、司が受け止めなくちゃいけないことだったからね」
姐さん!!ついて行きます!と言いたくなりました。
後はふくこさんが落雷から子どもたちを守れた訳がちゃんと腑に落ちるものだったのも良かったです。
子ども向けだと(大人向けでも)奇跡が起きてもわりとなぁなぁで終わってしまうのですが、これは「なるほどなぁ」と納得出来ました。
ふくこさんシリーズ、続いて欲しいです。