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投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
生活残業…難しい問題です。
今の若手はたぶん給料以上の労働力を提供させられて、その分は経営者側に搾取される。
本当にうまくいくのかはわからないけれど、結衣ちゃん頑張れ!
生活残業問題に切り込む!
2024/02/03 16:28
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投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
生活のために不必要に残業をして残業代を稼いでいる若手に、賃上げを約束した主人公が無気力の年上部下に手を焼き、再び婚約者となった晃太郎とも揉めそうになりながらも何とかしていく話。やっぱりどこでも生活残業する人はいるんだなぁと思いながら読みました。主人公の解決策がイマドキで、私には思いつかなかったので、著者の手腕に脱帽しました。
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単行本は既読済み。
番外編目当てでこちらも読みました。
晃太郎ってホント不器用で受け身。相手結衣じゃなかったら結婚無理でしたね。
Apple Watchからの視点が斬新でした。何だかんだ上手くいってるみたいでホッとしました。
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202311/小説の世界だから…と思う人もいると思うけど、これが唯一の正解でもないし、この物語から各自が何をどうくみ取って生きていくか。希望がもてる物語はいい。
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賃上げという、今とてもホットな話題を
テーマにした物語だった。
といっても、理由が生活残業打破という
理由なのだが。
働く会社員としては、あーなるほどなー
と思うことばかり。
会社の言いなりになるだけではなくて、
自分を会社に売り込む。
そんなことができるまでの能力があったら
なー。笑
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「わたし、定時で帰ります」第三弾。
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定時で帰る。
給料も上げる。
そのために、
戦え。
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これ、本当に。
私も残業ありきの会社から転職して、
現在はほぼ残業なしで帰宅していますが、
その分年収は大幅に下がりました。苦笑
そして冬の賞与額を知り、
絶望していた時に手に取った一冊です。
小説のなかで、
私が直面している悩みに対し、
どう解決して物語が展開していくのか。
前作から久しぶりに読んだため、
登場人物のキャラクターを思い出すのに
少し時間がかかりました。苦笑
時間内にしっかり仕事をして成果を出す。
わかってはいるけれど、
それは終わらせるために無理をしなくてはならず、
それならば、
残業をした方がわかりやすくお金は手に入るし、
一度手にしてしまうと手放せない。
生活残業。
これ、自分がどうこうではなく、わかります。
たぶん会社によっては黙認しているところもあるのでは。
私がいた会社だけかもですが、
上司が在席している日だけ、
妙に帰るのが遅い人がいたり。
結衣は、生活残業している部下のため、
あの手この手で会社に掛け合おうとします。
人事評価に落とし込み賃金を上げられるように。
会社は人間の集合体で、人間は感情の生き物。
でもその集合体である会社は利益が第一。
読んでいる間、途中途中苦しくなりました。苦笑
こんなのやってられない!と投げ出さない結衣を見て。
現実世界の中小企業で、
将来も生活にも不安を覚えている人はいるはずで
(私もその中のひとり)
小説の中ではどう解決するのか、
せめて小説の中では奇跡というか、
良いことがあってほしいという気持ちで読んでました。
会社は人間の集合体ですが、
結衣のまわりの人間たちも良いですよね。
それぞれの能力や個性を活かして。
他の方のレビューでもありましたが、
向井理と吉高由里子の印象が強すぎて、
脳内変換されていました。苦笑
まだまだ続きそうな予感で、
続編を楽しみにしています…!
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入社2年目、メーカーの工場勤務のとき100時間以上の残業をしたことがあったが、死ぬかと思った。転職してからは残業はほぼなし状態!
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こんな風に働けたらいいな、
こんな風になれたらいいな、とは思うけど♡
実際環境が厳しいよね。
業界にもよるのかな!
ゆいは出産後はどう働くんだろう…
続編が気になる☆彡
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ドラマの印象に引きずられて、登場人物はドラマのキャストで脳内変換されている。
定時で帰り続ける東山結衣は、今回も無理難題に立ち向かわされる。残業をゼロにして業務を効率化し給与を上げるという命題を実現するために、投げ出したくなりながらも奔走する。種田晃太郎との入籍はどんどん先送りになるなか、いくつもの決断を経て手にしたものとは!
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第1作は現在、大河ドラマで主演を務める、吉高由里子さん主演でドラマ化されました。
長時間労働による過労死、労災認定等の話題の中、定時で仕事を終え、帰宅するということが、今の日本でも難しいことを、フィクションながらうまく描かれていて、第2作も面白かったので、今回も図書館に入ったのを機会に読ませてもらいました。
マイナス金利が解除されるというニュースが発表、これからの春闘の時期に、この作品を読むとは思いませんでした。
大企業はともかく、中小企業、特にITを主体とする企業は、我が愚息も含めエンジニアの残業が当たり前になっています。
この作品において、若手社員が残業の辛さより、手取りの給料の低さを声高に主張して、主人公を困らせるのですが、フィクションの世界だけではなさそうです。
働き盛りの世代の人口が減り、超高齢化社会へと向かう日本へ、まさに警鐘を鳴らすこのシリーズ、新社会人にとっても他人事ではありませんね。
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東山結衣
三十三歳。ネットヒーローズ株式会社に新卒で入って以来、定時で帰る毎日を貫いてきた。マネジャー代理。
本間誠志
結衣の部下。入社三年目。二十五歳。結衣のチームに配属された社員。平のディレクターで二週間前まで仙台にいた。毎日十八時ぴったりにもっと働きたいの言ってくる。
野沢花
今年入社したばかりの社員。
福永清次
前マネジャー。部下に無理な残業を強いていた。
種田晃太郎
三十六歳。別会社にいた頃に一度、結衣と婚約している。働き方の違いからすれ違いが起きて婚約は破棄。その後、この会社に転職してきた同じ制作部に配属され、同僚として過ごした後に復縁した。仙台支店が派手に燃えてるため、二週間で鎮めてこいと言われた。
甘露寺勝
結衣が教育している新人の一人。大学浪人と就職浪人を一年ずつ経て入社。二十四歳。結衣を師匠と呼ぶ。
王丹
結衣が仕事帰りに寄る上海飯店の女店主。
中国語の翻訳を依頼している。
石黒良久
グロ。ネットヒーローズの管理部のゼネラルマネジャー。赤字に厳しいことで知られ、管理の鬼と昔から呼ばれている。三十一歳。
灰原忍
ネットヒーローズ株式会社代表取締役社長。
種田柊
晃太郎のの九歳したの弟。新卒で入った会社を二年で辞めて、今は家に引きこもっている。
塩野谷和樹
三十九歳。服のセンスがよく、すらっとしている。サブマネジャー。創業メンバー。
小原克広
五つある制作チームの一つ。三十七歳。
来栖泰斗
二年目。思ったことをすぐ口にする。上海のブラックシップスの東京オフィスに出向している。
八神蘇芳
二十二歳。三ヶ月遅れで入社。大学在学中から、ベンチャー企業でシステム開発のエンジニアとして働いてきた。自分でアプリ開発もしたことがある新卒デジタル人材。
麻野麗
人事部。
劉王子
ブラックシップスのCEO。イングリッシュネームはイーサン・ラウ。
吾妻徹
三十三歳。エンジニア。
佐竹守一
社歴の長い仙台支店サブマネジャー。
賤ヶ岳八重
結衣の二つ上の先輩で、新人時代の教育係だった。双子を出産して復帰し、結衣のチームでチーフをしている。
如月舞美
デニー証券のマーケティング部。
諏訪巧
結衣の元婚約者。ベイシックの営業。
野沢花
賤ヶ岳に教育を受け持ってもらっている新人。
池辺明人
制作部長。創業メンバー。
加藤一馬
体育会系。
大森高志
営業。
竹中
フォースの中堅社員。役員会に連判状を出し、広報担当役員の押田の役員を解任させた。
桜宮彩奈
結衣の部下。フォースのコンペをベイシックから勝ち取るために尽力してくれたが、無理がたたって心の調子を崩し、自宅療養している。
芦沢
制作部の一つ。
湊
芦沢チームの新���社員。
三橋
諏訪巧の結婚相手。
三谷佳菜子
運用部チーフ。
刑部
経営企画室。結衣の同期。
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新社会人。仕事に慣れず、初任給もまだ。覚えること沢山で必死に上司の後をついていくだけで一日が終わる。そんな春に読んだこの一冊に労働の意義を教えてもらったような気がする。
早く帰りたい。プライベートも充実させたい。でもお金がない。働かないと生活できない。お金を犠牲にするか時間を犠牲にするか。労働が人生の中心に据えられ、それが大きな部分を占めているのに、それに対してネガティブな感情が湧き出る社会って何かがおかしいような気がする。
生活残業。日本がこの数十年間成長が停滞し、給料が減り続け、加えて持っていかれる税金だけは右肩上がり。大人が綺麗事をいくら並べたってどうやって希望を持って働けばいいのか分からない。だから、せめて自分が評価されていると一目見てわかる指標、残業をする。別に本当はやりたいわけではない。生活があるし、評価されるし。その大きな2点が助長する。
最低賃金を上げようとする試みが最近活発になっている。トレンドを押さえた物語であり、励みにもなる。給料が上がれば、無駄に働かなくてもいい。効率を上げれば定時で帰ることができる自分を大切にできる。だから、一層仕事に集中でき、利益が上がる。どうしてこんなにも素晴らしいアイデアが転がっているのにうまくいかないのだろう。社内政治。政治がやはり足を引っ張っているとしか思えない。皆んな会社よりも自分、国よりも私欲。新しい価値観を創造しようとする人間を抑え付け自分が何者かであるように振る舞い思わせる。どうして悪い方向に進むのは簡単で良い方向に進むのは難しいのだろう。
八神のようにスキルを持ち仕事ができるようになりたい。結衣のように正義のために動けるようになりたい。そしてしっかり定時に帰りたい。
自分の給料が自分の価値。こんなにも寂しい言葉はない。そうだとしたら政治家たちの価値はなんなのか。でも、そのもらえる給料が自分の働きに見合っているのかをよく考えて、それに応じて変えるのはアリだと思う。
とりあえず、私は仕事を覚え、勉強して、効率をあげ、なんとしても定時で帰るぞ。時間は有限。会社に己を縛り付けることなんかせず、対等な労働者になろう。
なぜみんな仕事を楽にしようとしない
自分を守るためにする仕事は必ず他の誰かを追い込んでしまう
まずは上司との信頼関係、上司の性格を把握して行動、上司の不安をなくすように行動
人間は覚醒してから12時間から13時間しか作業できない。疲労した脳は酩酊状態となる。決断力の喪失、リスクの過小評価、モラルの低下もある。
仮眠をとる。午後は経験則を活かせる仕事。
仕事のためにメイクして帰ってきてご飯作って。日本の女性は疲れる。
メタ認知とは自分を客観的に認知する能力。高いとなんのために仕事をするか考えられ、自分を活かす方法もわかっている。しかし自己評価を低く見積りがち。
少子化やものが売れない理由を経営者は若者に求めがちだが、それ以前に企業は若者に正当な給料を払っていない。
ボンクラ上司が日本をど��どん貧しくする。
頑張っても他者に評価されない痛みに耐えられる人はなかなかいない。
誰だって不当に傷つけられたくない。
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「定時で帰る」に真剣に向き合う主人公が大好きです!
東山結衣さんを脳裏に浮かべ、
私もできるだけ定時で帰れるよう努めています!笑
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2人の不器用な関係も好き、大好き。
会社との戦いもストーリーも面白かった!これこそ!今取り上げるドラマじゃないでしょうか。
年収、賃金、生活残業とIT化の効率化の流れ、そして物価高、税金も保険負担もどんどん膨れ上がり、手取りは全く増えない今現在、十分に身に詰まる内容。今もまだまだ過渡期、変化を受け入れられないお局もいる、古き時代の武勇伝を今も声高に押し付ける昭和もいる、タイパを望む若者たちもいる、時代の変化をドラマ化して欲しいなー。
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読んでて苦しくなるくらい上手くいかない場面が続くけど、最後はスッキリして暖かな気持ちになる。
今回は恋愛要素もいくつかあって、それがまた良かった!
これからも結衣と晃太郎がどんな風に戦っていくのか、2人でどんな結婚生活を送るのか楽しみ。