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ぼくはなんのほん?
著者 カロリーナ・ラベイ(著) , はせがわけい(訳)
人がいない夜の図書館は、本たちのおしゃべりで大騒ぎ。その中で一冊だけ、さびしそうな本がいます。みんなからダスティーと呼ばれている本です。彼は「誰もぼくを読んでくれない。自...
ぼくはなんのほん?
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商品説明
人がいない夜の図書館は、本たちのおしゃべりで大騒ぎ。その中で一冊だけ、さびしそうな本がいます。みんなからダスティーと呼ばれている本です。彼は「誰もぼくを読んでくれない。自分がなんの本かもわからない」と言います。それを聞いた仲間たちは、本好きの子供にダスティーを読んでもらうべく、作戦を立てますが……。――読めば絶対に本が好きになる。本が好きな子はもっと好きになる。図書館を舞台にした心温まる物語。
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紙の本
図書館で見つけて下さい、あなたの大好きな一冊を
2024/03/03 07:44
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めて図書館に行ったのは、いくつだったろうか。
家の近くに公共図書館はなかったし、学校の図書室にも行かなかった。
それに、昔の図書館は今のようにきれいでもなかった。
どちらかというと、暗くて、ちょっと怖い、そんな感じ。
だから、家族ができて子どもたちを連れていくようになってからが
私にとっても図書館デビューかも。
子どもたちが大きくなって、今では一緒に行くことはないが、
それでも図書館で本を読んでいる親子の姿を見かけると、うれしくなる。
いい本と出会えるといいな、と思う。
カロリーナ・ラベイさんが書いた、イギリスの絵本
『ぼくはなんのほん?』を読むと、
子どもたちが図書館で楽しむ姿がたくさん描かれている。
この絵本は、子どもたちがなかなか手にしてくれない忘れられた一冊の本が
仲間の本たちの協力によって、
それまで本が好きではなかった男の子の手元に届くお話。
その男の子はこの忘れられていた本に夢中になってしまうその訳は、
この本が「恐竜の本」だったから。
図書館にはたくさんの本が並んでいる。
最初からこれを読もうと決めている本もあるだろうけど、
この絵本の中の男の子みたいに偶然出会う、そんな本が
あなたを夢中にさせることもあるだろう。
図書館って、そんな出会いを大切にしている場所でもある。