あしなが

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投稿者：かれん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　あしながは、とても美しいイヌです。
どこか気品があって、大きな家に住んでいそう。
その辺りにいる野良たちとは一風変わった雰囲気がします。

　勿論、野良たちは、そういうあしながが大嫌い。
皆で、様々な悪い噂を流します。人間の世界でもそうです。
悪い噂は尾びれをつけて　どんどん広まっていきます。
だから、あしながはいつも一人ぼっち。可哀想です。

　ある日、野良の中の一匹が噂の間違いに気付きます。
そして、あしながは、やっと野良の仲間入りができました。
間違いを素直に見つめ、そして仲間にきちんと話す勇気も必要です。
あなたの周りにも、こういう事ってありませんか？
噂に振り回されず、事実を確認することも大切かもしれませんね。

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投稿者：百書繚乱　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

のらいぬの　ケンは　なかまと　あつまって
さいきん　まちに　きた　あしながの　はなしを　していました

「おしろみたいな　でっかい　いえに　すんでいる」
「すごい　ごちそうを　まいにち　たべてる」
「ばかに　したような　かおで　ぼくを　みてる」
「おたかく　とまってる」

あしながの　ことを　わるくいう　はなし　ばかりです

「うまれた　ばかりの　こいぬを　ゆうかいした」
「それで、たべちゃった！」
「かっこいいけど、さいていな　やつだ！」

ケンが　ばんごはんを　たべて　いるとき
きが　つくと、あしながが　うしろに　たっていました

あしながは　にやにやしながら　ケンを　みて、いいました
「ここの　ごはん、おいしい？」

おいしい　ごはんの　あるところを　しっている　という　あしながに
ケンが　おそるおそる　ついて　いくと……

“ともだち”を考えるときに読み聞かせたい心に響く一冊

著者は「へんしん」シリーズ、「まめうし」シリーズ、「たまごにいちゃん」シリーズで人気のあきやまただし

1999年から版を重ねる評判のロングセラー絵本

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投稿者：たま　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ひとの噂話し、それをみんな信じ、仲間はずれ。人間社会の問題を犬たちにおきかえ、表現されています。読んだあと、子供に、一言添えてあげるといいかも。

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投稿者：ウッドチャック　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

野良犬たちの間で、すらっとしたあしながの話題で持ちきりになり、間違ったうわさがどんどん広まってしまいます。
でも実は本当の姿は違っていて・・・
やっぱり噂というものはよくないなと感じさせられる絵本でした。